藤井真則のブログ

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2016年12月14日

  

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2016.12.14.

 

 

 

参院が、カジノ法案に修正を付帯したため

法案は、衆院に送り返され、国会会期最終日

それも、首相が、山口でプーチン氏と会談する前の

夜9時ころを目途に衆院審議、

議員はそれまで禁足・禁酒

という異常事態となりました。

 

様々な憶測が流れていますが

解散総選挙は、もう決まっていることで

それは直接は関係ない、今回は

参院の与野党が結託して、

こんなものを参院の責任にするな

衆院でファイナルにしろ、という

ことのようです。

 

参院は、6年、同じメンバーでやっていくので

基本的に与党とか、野党とかいうより

参院としての結託をしやすい傾向があり

時に党利を超えた独自の動きをするそうですが

今回も、そのパターンらしい、、、 と。

 

 

北方領土は返ってこないでしょうが

それにしても、日本の首相がプーチン氏と

会談する前の日に、こんなお粗末な騒動で

山口まで移動するのを邪魔するようなことを

やるのは情けない限りで、国を挙げて

ロシアとの交渉に臨むべきでしょう。

外交優先で、国会開催中に首相がいないことは

過去にもありましたが、なんとも、

最後の最後に、カジノ法でドタバタというのは

恰好悪い話です。

 

 

これで、国民の政治への関心が薄れれば

選挙で与党側に有利になりますが。

 

 

なお、解散総選挙は、来年1月ということで

事実上は決まりのようです。

 

来年夏には、都議選があるので

公明党は、絶対に重ねるな、

やるなら1月。

組織票を手堅く固めていく手法の党に

とって、ダブル選挙は戦力が分散するので

好ましくありません。

 

今回、大阪の維新の党から強引にカジノ法を

ねじ込み、これを強行採決し、公明党が賛否分裂

という事態ですから、与党側の軋みも聞こえてきますが

任期切れの争点なし選挙ではなく

解散総選挙とするなら、今やるしかありません。

 

また、景気浮揚策として第三次補正予算による

公共事業投資の追加を今年度内に消化するには

早々に予算案を承認する必要がありますから

年度末に近づいて解散ということはありません。

以前ほどではないにしろ、公明党は、建設業界に

支持基盤を持ちますので、年度内補正予算早期承認は

譲れないところです。

 

また、定数是正問題があり、基本的に小選挙区も

比例区も、議員定数が削減され、いずれも、自民や

公明が議席をとっている選挙区ですから、

解散総選挙をやるなら、その前にやっておく必要があります。

 

以上の諸事情により、解散総選挙は不可避な構造にあり

ならば、米国大統領選~正式就任前の間に、ヒラリー政権

誕生による全面対決に構えるロシアから、外交上の譲歩を

引き出して経済協力という点数稼ぎをしてから

解散総選挙、というシナリオが、次々に崩れ

やむなく、やることはやる、と。

 

但し、点数稼ぎも不十分、争点といっても

これといって見当たらず、ニュースといえば

オバマ大統領と最後のパールハーバー奇襲だけ。

 

なんとも、お寒い舵取りとなっています。

 

 

ところで、国会では、カジノの市場規模について

世界で13兆円? 日本のパチンコ業界の売上が23兆円

米国のスロットルマシンはせいぜい数十万台で

日本のパチンコやパチスロの450万台より一桁少ない、、、

こういう数字も取りざたされているようですが

そんなに小さいんですかね???

昔より、縮小しているから、というのですが。

 

もっとあるでしょう、、、、???

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