藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2014年11月18日

  

がん, 免疫

2014.11.18.
 
 
昨日、がん研究センター中央病院の
情報交換会と、懇親会に参加してきました。
 
荒井院長先生をはじめ、皆さま方に
ご挨拶とお話をさせていただきました。
 
がん研究センター中央病院も
開けた組織として、様々な医療機関と
連携を深めなければいけない、という
趣旨で開催されたイベントでした。
 
ANK療法を受けられる患者さんが
たとえば、サイバーナイフの併用をしたい
そういう場合は、予約も要らない、
とにかく、ここの、この腫瘍を潰してくれ、と
紹介状を書いて、患者さんを送ってくれれば
すぐにやりますよ、もちろん、患者さんの
状態次第ですが、とか、随分と協力的な
雰囲気に終始しておられました。
 
 
がん患者さんは、主治医に
「実は、免疫療法を受けようと思うのですが、、、」
と切り出すと、頭ごなしに怒られたり
出ていけ! と言われるのでは、と懸念される方が
多いようです。
 
確かに、そういうこともありますし、昔ほど
そうなってしまう確率は高かったようです。
 
 
その中でも、「がんセンター」というと
一番、頑迷で高圧な態度をとるのでは、という
印象があるみたいですね。
 
実際にどうかというと、これまで、ANK療法を
受けられる患者さんに対して、がん研究センターさんは
割と好意的な傾向がありました。
 
たとえば、CTL療法を実施するにあたり、
手術時に、生きたがん細胞を含んだ腫瘍組織を
専用容器に入れて、提供していただく必要があります。
そんなことはやらない、というところもありますが
がん研究センターは、ご協力いただけることが
多い、という印象があります。
(癌研究所有明は、国立がん研究センターではありません)
 
 
実は、がん研究センターというのは、国内のがん専門病院や
がん治療を行う大病院の中では、もっとも積極的に
免疫治療の研究に取り組んでこられた実績がおありです。
 
今回も、一緒にやっておられた方とお話をさせていただきましたが
かつて、がんセンター時代、CD3-LAK療法を開発した実績があります。
結局、いろいろとやってみて、うまくいかなかったものの
肝がんだけは、再発防止効果がみられた、と、おっしゃってましたが
この技術が、T-LAKとか、α/βT細胞療法、とか、様々な名称で
各地で実施されています。 切れ味はよくないのですが、培養は
簡単で、手軽に実施でき、少なくとも副作用はないので
広く普及し、免疫細胞療法というと、ほとんどが、これです。
 
ほか、キリンファーマ(当時)さんと提携して、がんセンター(当時)中央病院が
樹状細胞療法の治験を実施したこともありました。
CD3-LAKの場合は、厳密な治験ではなく、本当に延命効果を証明できているのか
疑問はありますが、樹状細胞療法の場合は、厳密に管理された治験として
実施されました。 結果は、全く何の反応もありませんでした。
当時、治験というと、PAMDAという組織に、確認申請というものを提出して
実施するのですが、余りにも、何の反応もない、ということで、
確認申請は取り下げられました。
 
今も、がんワクチンの研究をされておられます。
こちらも、製薬メーカーが、治験を始めたところ、何の効果もないどころか
ワクチン投与群の方が、コントロール(ワクチンを投与しない)
グループよりも、顕著に、患者さんが早く亡くなられる、
ということで、治験が途中で中止になる事件が相次いでいますが
がん研究センターでは、失敗続きのがんワクチンであっても
まだ、可能性を追求することは諦めてはおられません。
 
 
こうした下地がありますので、
 
 免疫の重要性は認識しておられる
 かといって、これまで実施された免疫治療はあまりに弱い
 
という印象が広がっているようです。
 
 
とにかく、ANK療法実施医療機関との連携は
大歓迎ということですので、患者さんにとっては
大変ありがたいことでしょう。
 
 
 

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