藤井真則のブログ

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2018年02月10日

  

えとせとら, 免疫

2018.2.10.

 

 

 

今年はインフルエンザの流行が例年より

激しくなっていますが、例によって

流行とワクチンを関連付ける報道が

目につきます。

 

インフルエンザワクチン、といっても

日本で一般使用されているものという条件が

つきますが、

 

感染予防効果は認められません

 

永年、専門家が指摘し続け

そして49年間もの長きにわたり

子供への集団接種を続けた後に

ようやく任意接種となり

更に後日、

実は感染予防効果はありません、と

国も認めるに至りました。

 

 

今年はワクチンの供給が遅れたのは事実ですが

そんなことは日本の事情です。

今日の大流行は世界的傾向であり、

そして各国の事情なり

ウイルスのタイプなりはそれぞれに異なります。

 

つまり「なぜか」今年は世界的に大流行しており、

今のところ決定的な理由は

説明できないということです。

 

 

ではパンデミック状態なのかというと

それはちがいます。

 

パンデミックの正式な学術的定義は

なされており、インフルエンザの場合は

過去、2回のみパンデミックと

認められています。

歴史の教科書にも載っているスペイン風邪は

他の感染症による院内感染で多くの方が

亡くなられたことが明らかになっており

インフルエンザによるパンデミックではありません。

「スペインインフル」ではなく

「スペイン風邪」と呼ばれます。

 

パンデミック、日本語にすると「疫病」とは

本来、天然痘やペストにより

人口の何割もが死んでしまうというレベルの

ものを指してきました。

 

ところが行政面で対策を立てるとなると

学術的な意味でのパンデミックではないものまで

「パンデミック対策」の対象になります。

 

そのため「新型インフルエンザ」とか

「豚インフルエンザ」とか、訳のわからない

名称が飛び交ってきました。

 

新型かどうかはあまり重要ではありません。

「高病原性」かどうかが重要です。

 

どんな新型であろうが、高病原性でなければ

疫病レベルの流行にはならず、

いずれ収まります。

 

これまで高病原性インフルエンザに

感染した人はいますが、

流行したことは一度もありません。

 

自然界から人間界に「自然に」やってきた

ほぼすべてのインフルエンザは、

豚を介してやってきたものであり

豚インフルエンザという言い方には

意味がありません。

 

 

では「高病原性インフルエンザ」の

ワクチンをうてばいいのかというと

これはうってはいけません。

 

人間用にはまだ量産されていませんので

特に禁止されているわけではありませんが

ニワトリ用に関しては、先進国では禁止

されています。日本でも不正に輸入した

業者が逮捕されました。

 

実際、平成2年に

ルイジアナ州で大きな事故があったのですが

極めて危険なものです。

 

 

日本で使用されてきたインフルエンザワクチンは

皮下注射され、血中中和抗体を誘導するものです。

 

中和抗体はウイルス感染を防ぐことはできません。

これが世界の常識です。

たとえばエイズワクチンは数十年来ずっと

開発努力が継続され、血中中和抗体は誘導できるのですが

感染は防げないので、実用化はされていません。

 

ましてやインフルエンザウイルスは鼻などから

気道に入り、粘膜上皮細胞に接触した瞬間に

感染します。 後からうがいしても

もうとっくに感染しています。

そして48時間以内にはもう

周囲の人は感染者の気道から飛び出した

ウイルスに接触しています。

この間、本人に自覚症状はありません。

あれ、風邪かな、と思った時には

もう他人にウイルスを

染した後ということです。

感染するかしないかは、その人の

免疫力次第ですが、

「免疫がある」とか「免疫がない」という

言い方は間違いです。

すべての人が如何なる新型ウイルスに対しても

「免疫はある」のですが、強いか弱いか、

一度に付着したウイルスが大量かどうか

といった「戦力バランス」によって

感染するかしないかが決まります。

 

 

理論上、1個のウイルスが感染後48時間以内に

1兆個から10兆個に増える可能性があります。

 

気道上粘膜上皮細胞で感染から他人へ染すことまで

完結するのですから、この間、血液中の中和抗体は

ウイルス粒子と接触することすらありません。

 

理論上、皮下注射により血中中和抗体を誘導する

タイプのワクチンで感染予防効果がでるわけ

ないのです。

 

もちろんワクチンには様々な毒物が混ぜてあり

これらが免疫刺激効果を発揮する可能性がありますが

それなら、混ぜ物(アジュバンドといいます)だけを

投与すればいいのです。

ワクチンにする必要はありません。

 

 

子供への集団接種をやめてから老人の死亡率が

上昇した、という意見がありますが、

この手の話は、たまたま時期が重なっただけ

という可能性があります。

因果関係の証明にはなっていません。

 

 

たとえば戦後、

ワクチンの実用化により感染症が減ったと

いう主張がありますが、

栄養状態がよくなったのですから

感染症が減るのは当たり前。

猩紅熱はワクチンの投入が間に合わず

先に栄養状態の改善によってほとんど

発生しなくなりました。

ワクチンは関係ないということが

ばれてしまったわけです。

 

ワクチンであれタミフルであれ

感染予防という目的と感染の伝播速度を

遅らせるという目的が考えられるというのは

疫病対策のセオリーとしてはそうですが

気道粘膜上皮細胞で伝播まで完結する

インフルエンザウイルスの場合は

血中中和抗体を誘導するだけの

ワクチンによって伝播速度を

遅くすることはできません。

 

子供に集団接種しても感染はしたわけですし

ウイルスは抗体を無視してフリーに

飛び出していくわけですから

子供のワクチンの集団接種の中止と

老人の死亡率の上昇は何か別の

原因があるのか、ただの偶然です。

 

 

では国が感染予防効果はないと認めた

ワクチンをなぜいまだにうっている

のでしょうか。

「重症化防止を目的とする」

ということになっています。

「目的とする」ですから

「重症化を防止できる」とは

言ってません。

 

このあたり、言葉の技です。

 

インフルエンザウイルスが

血液へ移行し、内臓に感染すると

重症化します。また脊髄に侵入し

脳に達するとインフルエンザ脳症となり

死に至る可能性があります。

 

血中中和抗体は粘膜にはでてこないぞ

だから効く訳ないだろ、と批判され

続けてきたので、いや、ウイルスが

血液にまで入ってくれば抗体と

ウイルスが接触しますよね、

だから重症化防止効果あるかも、と

言ってるわけです。

 

 

ところが世界の常識によりますと

中和抗体ではウイルス感染は防げません。

 

いや老人施設でワクチンをうった人と

うたなかった人を比較すると

前者より後者の方が重症化したとする

報告があったのですが、前者は健常だったから

ワクチンをうち、後者は体調がよくないか

何か疾病を患っていたから

ワクチンをうてなかったのです。

 

当然、後者の方が重症化します。

 

 

結局、重症化を防止するという根拠はないのです。

 

むしろ大きな問題があります。

インフルエンザという感染症にかかっていれば

免疫抑制剤を投与してはいけません。

解熱鎮痛剤や漢方の多くは免疫抑制作用があります。

また熱の上がり始めに解熱剤をのんでも熱はでます。

発熱の峠をこえてからアセトアミノフェノンのような

マイルドな解熱剤をのむならいいのですが

強いものは危険です。

ところがパンデミック騒動の折

わざわざ強い解熱鎮痛剤の

老人用製剤が承認されました。

こういうものが広く使用されると

老人の死亡率が上昇するのは

当然なのかもしれません。

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