藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

TOP > シリア軍パルミラ遺跡を奪回

2016年04月01日

  

えとせとら

2016.3.30.

 

 

少し時間が

経ってしまいましたが

シリア軍がパルミラ遺跡を

奪回しました。

 

パルミラ遺跡は壮大な

スケールで、様々な神殿や

都市構築物、像などが並ぶ

古代の繁栄と崇高な精神に

満ちる神聖な空間です。

 

 

ラクダに乗って

土産物を売りに来る連中は

うざったくはありましたが

それはそれで、ある種の

風物でもあり、追い払えば

距離は保つので、特に不快でも

ありませんでした。

 

シリアは何度か訪れましたが

とても美しい国で

欧米とは格が違う気品を

湛えるホテルに泊まり

食事も、まず、はずれなく

美味しく、

世界最大の市場

ダマスカスのスークは

活気にあふれ、

シリア人や、シリア人が

つくる品々の繊細さに

感動し、我が家には

シリアの工芸品が

いくつも飾ってあります。

 

というと、えっ? 

シリアにどうやって

入れたんですか!?

特別なルートを

使ったんですか、、、

と、驚かれることがあります。

 

 

当然、他国の侵略を受け

空爆が続くシリアへ行って

きたのではなく、

シリア国内に外敵が侵入する前の

時代に行ってきたのですが

外敵さえ侵入してこなければ

シリア、レバノン、ヨルダン等は

観光にいくのは最高の地域です。

 

ごく普通に日本や

特にヨーロッパから

観光客が訪れていたのです。

 

自然や遺跡もそうですが

民度が高いのです。

 

だからこそ、常に外敵から

狙われたきた歴史があります。

 

聖書でいうところの

「約束の地 カナン」

「乳と蜜が流れる地」

なのです。

 

豊かな地はずっと

狙われ続けてきたのです。

 

ヨーロッパ文明の源流

フェニキアの本拠地として

「アルファベット」

「お金」や「ファイナンスシステム」

など、

今日の私たちの社会の

基礎を築き、

透明ガラスをはじめ

数々の工業製品を量産してきた

文明の揺籃の地

 

 

文明を生み出す精神を

一貫して

貫き通してきた人々は

 

文明をコピーし

武力と策略で

他の人々を支配しようと

してきた人々によって

常に、妬まれ、侵略を

受けてきました。

 

 

パルミラ遺跡を占拠してきた

テロリスト集団は、人類の至宝を

破壊する暴挙を重ねてきました。

 

世界遺産に登録されていますので

どういう遺跡かは、他のサイト等を

参照してください。

 

これを破壊する連中が

まともでないことは明白です。

 

 

一方的に外部勢力が侵入し

他国の空爆にさらされてきたシリアが

むしろ悪者のイメージで報道された

時期もありましたが、

難民がヨーロッパに押しかけると

シリアが被害者である当たり前の

事実を隠すことはできなくなり

更に、パルミラ遺跡が破壊されたことで

破壊した側の素性は疑う余地がなくなりました。

 

パルミラ遺跡にはヨーロッパからの

観光客も沢山、訪れていました。

あそこを破壊ということは

世界を敵に回す暴挙ですが

今回、シリア軍が奪回したことに

胸をなでおろすヨーロッパ人も

数多くいらっしゃるようです。

 

シリア難民問題も、ますます深刻さを

増していますが、

まず、空爆をやめないと

どうにもなりません。

 

とりあえず

ヨーロッパでは

事態の収拾を求める圧力は

高まるでしょう。

 

 

問題は米国です。

そもそも、イラク侵攻と同じやり口で

シリアが大量破壊兵器をもっているから

空爆したい、

とオバマ大統領が

言い続けたことから、

今回のシリア侵攻戦が

始まったわけですが

圧倒的に空爆をかけてきた

米軍が引かないことには

大勢に影響はありません。

 

 

乳と蜜の流れる地

 

フェニキアの魂

輝く地に

一日でも早く

平和が訪れることを

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