藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
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2016年07月19日

  

えとせとら

2016.7.18.
(前回からの続きです)

 

できれば、前回を先にお読みください、、、、
フランス革命は何かと
美談の如くに語られます。
フランス革命を実行した組織が
米国独立運動を仕掛け、
成立させます。
フランス革命から始まった
一連の「国家の枠組み」や
「政治システム」などが
世界の多くの地域に
広まりましたので
今日では、
フランス革命 自由の女神 民主主義
こういった言葉が
美辞麗句の如くに語られます。
ところが、歴史としてのフランス革命の
実態は、資産階級による狡猾かつ残虐な
国の乗っ取りです。

ギロチンを持ち出して
一般庶民の前で
王侯貴族の生首が落ちる様を
みせつけ、連日、流血劇場をみせつづけ
恐怖を植え付けます。

フランス革命は、組織的かつ
計画的に一般大衆に恐怖を植え付ける
テロリズムの始まり、とされています。
さて、パリの小さな街に集中する
資産階級が企画したフランス革命。
王侯貴族制を廃し、国を分捕ったあと
新しい政府を樹立させます。
あくまで権力抗争が行われ
その勝者が資産階級であった
ということなのですが
クーデターとは違います。

国の体制そのものを変えてしまったからです。

資産階級がそれまでの権力者を放逐
少なくとも、表向きは、放逐したことに
したのですから、王侯貴族制度は廃止され
今日でも、フランスには正式な貴族はいない
ことになっています。

勝った側は、とりあえず負けた側を
悪者扱いする必要があります。
そして、当然、資産階級が起こした「革命」
ですから、新体制はもちろん
「金で動かせる」ものになります。

「資本主義」とか「資産主義」、あるいは
「現金主義」とか「拝金主義」
というような言い方はせず
民主主義という名前がつけられます。

これはあくまで、貧困にあえぐ大衆が
パンをよこせ! といって革命戦士が
囚われているバスティーユ牢獄を襲撃することから
革命の火の手があがったのである、そして
質素に生き、人々に愛されていた
マリーアントワネットをして、
パンがなければケーキを食べればいい
と言った (言うわけがありません)、、、、

徹底して、作り話がねつ造され、
資産家による政権奪取という
ニュアンスを薄める工夫と努力が
熱心になされ続けます。

その後も、民主主義は正しいものという
雰囲気がつくられていきますが、
何を根拠に正しいとするのでしょうか。

テロリズムを始めた資産階級が
作り出したものですから
当然、庶民にとっては、
都合がいいものにはなりません。
まず、選挙をやるわけです。
議員になるには、選挙戦に勝たなければいけません。

日々の生活の糧を得るのに働かなければいけない
労働者が、選挙戦を戦うのは、とりあえず無理です。

働かなくても食える人々、
当然、資産階級の方が有利です。

選挙戦自体も、金を使える方が、
使えないより断然、有利です。

ポスターやら、ビラをつくるといっても、
当時は、何をやるにも、
現代とは比較にならないコストがかかります。

また、当選しても、議会がはじまると
多数決の原理で、議決されるのですから
大勢で群れなければ、勝てません。

安定的に、大人数が団結するベストの方法とは。

全員、資産階級で同じ穴のムジナか、彼らの
代理人を立てておいて、見かけ上は、対立している
政党にわかれているように見せれば、半永久的に
負けることはありません。

日本にも、民進党というのがありますが
ほとんどのメンバーは、元をたどれば
自民党です。

多少、内部でもめあうにしても、多くをまとめるのに
物を言うのは、やはり資金です。

選挙に勝つには資金がいるのですから
安定的に、選挙資金を確保できる政党に
加盟すれば、何かと有利です。
実際問題として、今、誰かが一念発起して
国会議員になるぞ、と決めたところで
背後の組織なしに、当選するのは
相当、難しいものがあります。

絶対無理とはいいませんが、ほとんどが
二世、三世、どころか歴代首相の大半が
そうであるように、明治維新以来、
「先祖代々」議員というのが実態で
まったくの新人が、バックの組織を
持たずに登場して当選することは
きわめて稀です。

民主主義とは、特定血縁集団による
世襲制になりやすい構造をもっているのです。
さて、フランス革命成立後、資産家たちは
ひたすら同じパターンで、世界中の政権を倒し
コピー国家をつくりあげていきます。

たとえば合衆国独立。

自由の女神は、もちろん
フランス国家が、米国国家に贈ったものでは
ありませんが、誰が誰に贈ったのか
台座の銘板に、モロ書いてあります。

この目で見てきましたし、
写真も撮っておきましたが、

「グラントリアンから企てを
成功させた同志へ」

というような内容でした。

グラントリアンというのは
フランスの組織の名前ですが
フランス革命は、近代国家の概念を
確立し、今度は、世界中にコピーを
つくりまくったのです。

こうして、世界に、テロリズムが拡散します。
(つづく)

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