藤井真則のブログ

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TOP > 明治維新の実態 (6) 薩長連合如きでは歯が立たない

2018年11月17日

  

えとせとら

歴史小説に基き制作される大河ドラマ等では長州の志士が中心になって大活躍し、そこへ坂本龍馬が薩摩を説得して討幕派に引き込み、薩長連合を形成することで大勝利につながるという流れになっています。 これは作り話です。

 

歴史としての御一新(明治維新は後世の呼び方)では主役の顔ぶれがかなり異なります。そもそも薩長連合如きでは徳川政権に全く歯が立ちません。

 

英艦隊の威圧の下、英国製兵器で武装し、英国商人の持ち込んだ貿易に応じることで得た資金によって一気に武力制圧に至るのは最後の仕上げです。御一新5年前に島津家が生麦事件を起こし、恰好の口実に英艦隊が押し寄せ、徳川家の金庫から捻出された賠償金という運営費を得た大艦隊は日本をうろつき回り一気に緊迫感が高まります。

 

軍事衝突ほど目立ちませんが、御一新の仕掛けの要は討幕派の慶喜を徳川将軍の座に据えることです。最大最強の徳川家を乗っ取り、崩壊させないと正面から戦っては勝ち目がありません。討幕派の代表格は慶喜の出自水戸御三家や徳川本家家臣にもいますが、外部にはグラバー等との交易による圧倒的な財力で討幕勢や新政府を財政的に支えた福井松平春嶽、討幕令を偽造し、偽物の錦の御旗を作らせて徳川家がまるで朝敵であるかのような風評を広めた岩倉具視は特に重要人物です。

 

島津斉彬は実の娘との噂もある才女篤姫を将軍様の正室に据えるという離れ業をやってのけます。家康公本陣に斬り込み、賠償金も領地も一切差し出さなかった徳川最大の敵島津家から大奥のトップが出た訳です。公家に嫁入りしていた幾島も付人として送り込み、密偵西郷隆盛らが連携し将軍家内部から工作を仕掛けます。

 

島津斉彬は兵を起こし上洛軍を進発させる直前までいきますが謎の変死を遂げます。反対勢力か、時期尚早と睨んだ列強が刺客を送ったか恐るべき偶然で病によりこの時期に世を去ったのか。島津斉彬急逝を合図のように安政の大獄が始まります。

 

 

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