藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2017年06月22日

  

えとせとら

2017.6.22.

 

 

 

AKBグループの若手、といってもみんな若いですが

人気投票の順位をあげてきたアイドルが

結婚宣言をした、ということで、やたらと

話題になっています。

 

正式にはNMBであることは知ってますが

広い意味でAKBということで。

 

ANKと、AKBは、意外と字面は似ていますが

もちろん完璧に何の関係もありません。

私も、ファンではなく、握手会にいったことも

なければ、秋葉原というところは、筑波国際会議場へ

向かうつくばエキスプレスに乗る駅があるところ、

であって、どこにAKB劇場があるのかも知りません。

 

それでも、なんで、あそこまでメディア露出が多く

話題になるのか、そこには多大な関心があり

ブームの作り方なり、世の中の反応なりを

ウォッチはしています。

あくまで、外から観ているだけですが。

 

先日の詩織さん事件、レイプ被害にあったのに

不起訴処分となったことに異議を申し立てた人と

「わたしけっこんするんです!」と発表した人を

一緒くたにすれば失礼ですが、共通のものは感じます。

 

世間様なんか、ぶっとばせ

 

こういうのは大好きです。

 

人の目を気にして動けなくなる人には

絶対をつけてもできない行動を、お二人とも

取られたわけで、その勇気にはエールを

おくりたくなりますし、はて、「世間様」は

なんと反応するかに、関心があります。

 

AKBとANKは、何の関係もないにしても

がん患者さんの多くは、目の前の医師を気にして

気になることを聞けなかったり、他の治療を

試みることをためらったりする、こういう話が

やたらと多いわけです。

 

AKB選挙で誰が勝っても、人の命に別状ありませんが

進行がんになっていたら、普通に行動すると、

ほとんどの場合、病死が訪れます。

だったら、必死に、あまり普通ではない

道に踏み込むしかないことが自明であるにもかかわらず

目の前の医師に気を遣い、また、他の治療を探す場合も

世間の風評で動く人も、少なからずいらっしゃいます。

自由に生きる道を、命が助かる道を求める患者さんを

標準的とされる治療を進める医師が脅す常套句は

そんなものは〇○が認めていない、○○には国とか学会とか

権威をもってくるわけですが、まず、嘘をついていますね。

国は認めているのですから、自由診療を。

理屈も何もなく、世間様を畏れ、怖れる人の弱さを

ついてくるわけです。 そんなことをやっていると

まちがいなく、世間様を怖がらない人が増えると

逆に猛烈な批判にさらされるでしょう。

 

ANKの話を聞かれて、こんないい治療がどうして

もっと広く普及しないのですか、

と聞いてこられるのですが

命がかかっていても、

命以外のものを優先する人が多い世の中では、

命が助かる治療が爆発的に普及するわけありません。

 

 

さて、爆弾宣言をしたとされるNMB須藤凛々花さん。

 

至極、真っ当なことをおっしゃってます。

 

ルールごときで、縛られるような恋愛は

本当の恋愛ではない。

 

当たり前ですよね。

 

 

恋愛については、本人の判断に任されると解釈している

ともおっしゃってますが、ルールのようなものの存在を

認めつつ、明文化された規則なり、契約条件ではないという

趣旨にとれる発言もされています。

 

どっちにしろ、人を好きになってしまったら、恋愛を

してはいけないだの、ルールがどうだの、そんなものは

関係ない、当たり前のことです。

実際にどう動くかはともかく、気持ちとしては

起こるものは起こるので、これはどうにもなりません。

どうすれば、両立するか考え、両立させてきた、

とおっしゃってますが、ここまでは、ご立派。

 

ルールを守ってきた人は、なんでお前は自由にやるんだ

私は、我慢しているのに、と批判意識になっていても

本当に人を好きになったら、どうするのでしょうか。

 

それでも、私は、恋愛せんぞ、と貫く人がいれば

それはそれで、徹底していれば美しいものもあるでしょう。

 

 

どちらであっても、本気なら、美しさが醸し出され

本気になってない人は、余計な口だしはしない、

とても口を出せないパワーを感じる、そうなっていくと

世間様は、どこかへ消えるしかありません。

 

目の前のお医者さんに気をつかって

自由な言動をとれない人もいらっしゃいますが

ろくに本気で調べたり、考えたりもせずに

文句ばかり言う人もいらっしゃいます。

 

 

 

伊豆に流刑になった源氏の頭領の長男

源頼朝に、周囲が仕掛けたとはいえ、

坂東平氏の娘、北條政子との間に恋が生まれ

源平合戦に勝利した伊勢平氏が権力を握る時代

ある意味、禁断の恋が芽生えたことから

坂東平氏が源氏の旗の下に結集

都の伊勢平氏を圧倒し、武士を中心にする

世の中を創り上げます。

 

禁止されようが、禁断であろうが

命が懸ろうが、恋のエネルギーは

世間様などぶっとばすどころか

国をも動かすパワーとなることもあります。

 

恋愛禁止ルールのような、よくわからん縛りが

あってもなくても、どっちでもいいでしょう。

そんなもの関係ない! と、恋愛したり

結婚したりする人が、飛び出してくれば

自ずと、人の意識は変わり

人の自由を束縛する力は失せていくでしょう。

 

もちろん、あの場でやっていいのか、とか

そこはいろいろあるわけですが、どうせ

メディアに流出し、暴露される、だったら

先手をうって、というのは、妥当な戦略的判断でしょう。

一方、簡単に尻尾をつかまれるのは、まだまだ

アマチュアな気もしますが、ネタをつかまれても

切り返す度量は大したものと感心しております。

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