藤井真則のブログ

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2012年02月26日

  

えとせとら

2012.2.26.
 
 
少し時間が開きましたので
ざっと整理すると、、、
 
メディアに登場する人類誕生物語は
東アフリカ大地溝帯の東側に突然
出現したサバンナでの生活を余技なくされた
おサルさんのオジサンたちが、
メスに獲物を運ぶために二本足で歩くようになった、、、、
という類のものです。
 
この手の説を「ターザン仮説」といいますが
全く、根拠がありません。
 
基本的に、地上では、二本足より四本足の方が
遥かに素早く行動でき、もし必要があれば、
その時だけ、二本足で立つことぐらい、
サルでもできるのです。
 
脳が大きくなるために二本足で立ったんだ。
この手の話も、後付けにすぎません。
化石で確認できる限り、250万年の間
猿人は「直立二足歩行」以外に、脳の大きさや
手足の長さなど、骨格上は、全くサルと変わらないのです。
 
どう考えても、生存競争上、不利なはずの
直立二足歩行のまま、250万年間、生き続けた
ということになります。
 
一方、人類の特徴の多くは、水生ほ乳類だとみれば
ごく、ありふれたもの、皮下脂肪があり、体毛が後退、
涙を流す、気道に弁があって頭を水につけても水が肺に
侵入しない、、、、、などなど、いくつもあります。
サルに限らず、犬や猫、サバンナに暮らすインパラや
シマウマ、ライオンなどなど、陸生哺乳類にはなく、
人間だけがもつと考えられてきた特徴の多くが
水生、それも海で暮らす哺乳類と考えれば、ごく
ありふれた特徴なのです。
これの相違点は、人間とは、サルが海辺で進化したのである
と考えれば、何の無理もなく説明できてしまうのです。
 
ところが、アフリカ大陸が海没と陸地化を繰り返した
600~800万年前ころ、人類が誕生したはずの頃
ピシャリの化石はでてきません。
アフリカが陸地化して安定し、東アフリカ大地溝帯にそった
「水辺」に猿人が展開していたのは化石でわかるのですが
その頃は、人類誕生から、何百万年か経っているはずなのです。
 
さて、人間の女性は男性よりも、水生ほ乳類の特徴が
数多く、そして色濃く残っています。
東アフリカの大半が海没した時期、
ポツンと海上に残ったダナキリ島の浜辺に集まり
海に飛び込んで生活を始めたのは、類人猿のメスの
集団と考えられています。 
霊長類の「生殖」については、相当、踏み込んだ
研究がなされています。 「最中」をわざわざ観察し
記録するのですから、かなり、ふみこんでいます。
あまり生々しい記述をすると、特別なジャンルの
ブログと勘違いされるのでやめておきますが、
数十種に及ぶ霊長類の生殖に関する詳細なレポートも
発刊されています。
 
もっとも、ネズミは、単純に子供をつくるために
行為に及びますが、霊長類でも、ゴリラやボノボなどは
緊張を和らげる、異質なもの同士が認め合う、
単なる挨拶代り、などなど、純然たる子つくり以外の
場面でも、性行為や、類した行動に及んだりします。
元々、「性」とは、異質な両性が、互いを受け容れ
融合することで、多様な次代の生命を育むという
本質があります。
 
さて、そうした霊長類の行動に関する研究によると、
人間の女性が、特定の発情期をもたない、
というのは、かなり特殊ということになります。
チンパンジーなら、発情期が明確で、その時期には
相手かまわず、一方、時期をはずすと
一切、オスを受け容れない、となります。
ボノボは人類以上に、自由で多様な交わりを
営みますが、概ね、発情する時期があり、
ある程度、季節性があります。
 
これはなぜなのか、ここで諸説を紹介すると
アクセス数は跳ね上がるのでしょうが、まあ、
やめときます。
 
ともかく、人間の女性が、月経周期をもつこと、
それは個人差があるとはいえ、概ね、月の運行周期と
一致すること、これは、大変、異例なことです。
しかも、季節性がまったくといっていいほど
ありません。
 
そもそも月経という位ですから、太陽暦ではなく
陰暦に合わせて、周期が訪れます。
一般に、海洋生物の圧倒的に多数の種が
海辺に生息しており、彼らは、5~6億年前から
体の基本型を、それほど変えることなく
今日に至っております。
そして、大潮の満潮時に
一斉に放卵する傾向があります。
その方が、確実に海水に浸かった状態で放卵でき
遠くまで、そして、広いエリアに卵が行き渡る
からでしょう。
 
では、人間の女性が、数億年の太古の海の生活を
再現しているのかというと、そうではないようです。
ご先祖様が、陸上に上がって以来、特に、大潮の
満潮時に卵を産む、という風習はもっていません。
おサルさんの排卵も、月の周期とは無縁です。
 
どうやら、おサルさんの仲間が、海辺で人類に
なり、そのころ、月経周期をもち始めたようです。
地球環境全体が、温暖化し、氷河は溶け
アフリカで陸地として残ったダナキリ周辺は
とても温暖か、むしろ暑い位の安定した気候で
あまり、季節の変化もなく、魚介類はいつでも
豊富に採れた、周期的に変化するものというと
月に影響される潮の満ち引き、ということになります。
 
 
なお、人類水生起源説では、人類は「海辺」で
進化したとしているのであって、海洋のど真ん中で
進化したとは考えられていません。
そこまでいくと、二本足で立つ意味はなく、
ひたすら泳ぐのに好都合なように進化し
クジラやイルカのようになっていたことでしょう。
 
また、海辺での生活により、声によるコミュニケーションが
重要となり、丁度、直立二足歩行によって、声帯への負荷が
軽くなっていたので、サルにはまねのできない複雑な発話ができるように
なった、そして、人類は話はじめた、と推測していますが、
徹底して、海の中でコミュニケーションを追及するなら
イルカやクジラあるいは、魚類が得意とする超音波による
会話(魚類は聞くだけですが)能力を身につけたでしょう。
人類の場合、女性の方が、海辺で通り易い高い声を
だしはしますが、超音波というレベルではなく、また
水中ではよく通る超音波を正確に聞くことはできません。
 
砂浜なのか、磯なのか、気候は温暖だったのでサンゴ礁だったのか
詳細なことはわかりませんが、背が立つ程度の深さの海辺を
中心に、女性の集団が一緒に暮らし、ときおり、内陸に暮らす
男性との接触もあった、、、 というのが、おおよその
想定されている人類誕生の情景です。
 

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