藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2020年06月27日

  

免疫

わが国の国民生活を根底から揺り動かしてきた「専門家会議」が突然、廃止になりました。

 

諮問委員会ですから、専門家会議が何をどう諮問しようと、それはそれ。 政策をどうするかについては諮問委員会の「意見を聞いて」全面的にその通りにするのも、まったく無視するのも決めるのは政府です。ところが専門家会議のメンバーが異常にマスメディアに露出し、直接、国民に朝から晩まで「ある一方的な物の見方」に基くストーリーを流布し続けました。政府が決めたのは「自粛」ですから、国民は従う義務がありません。従うのも自由ですが、従いたくない人が従わないのも自由です。 にもかかわらず、国民の多くが自粛するのが当然、自粛の方法も専門家会議の言ってることが正しい、自粛しない人や自粛のやり方が独自の人は「間違っている」という風潮に染まっていきました。

 

一方、「ホンモノ」の専門家から「専門家会議」への批判は痛烈なものがありました。そうした批判がマスメディアに取り上げられることはまずありません。専門家会議メンバー以外では、ごく特定の有名な人々のコメントだけがマスメディアに取り上げられ、基本的に専門家会議の発言に迎合する意見だけが大きく報道され続けてきました。 

 

そのうち、専門家会議の言ってる通りにならないことが明らかになってきました。ちょっと前のNHKスペシャルを録画している人なら、如何に「大外れ」かはすぐにわかります。 彼らが大騒ぎしてきてため経済的損失が甚大だが、実際にはそれほど大したウイルスではないではないか、との批判を抑えきれなくなり、専門家会議側と政府との間で責任の所在について亀裂が大きくなっていたところへ突然の廃止です。

 

これが戦争でしたら、激戦が続き、国民に臥薪嘗胆、事業がつぶれても飯が食えなくなっても欲しがるな、勝つまでは、と辛抱を強要している最中にそれまで作戦を提案してきた「参謀本部は本日付をもって解散」と大本営が発表したようなものです。じゃあ、今までの策は何だったの??? 最低、内閣総辞職ですが、現政府は一切、責任を取る考えはないようです。 一応、次の体制についての構想は発表されていますが、現時点で、状況分析と対策につき作戦を立てる専門機関が存在しない状態になった訳です。

 

そもそも、専門家会議と言いますが、何の専門家なのでしょうか。

 

新型コロナウイルスの専門家は存在しません。「新型」ですから。インフルエンザウイルスやエイズウイルスの専門家ならいらっしゃいますが、新型コロナウイルスの専門家はこの世にいないはずです。 いえ、実はこのウイルスは私が合成しましたので、、、 という「ほんもの」の専門家がいるのかもしれませんが、そういう人物の言うことを信用するわけにはいきませんので、何か他のものの専門家の方々が、新型コロナウイルスそのものについては「分からない」ことだらけだけど、「こういう風に推論する」としか言えないわけです。 「新型」ですから。

 

今回の専門家会議のメンバーは「計算」がご専門です。コンピューターシュミレーションで計算した結果を元に日常生活の在り方まで提案してきたわけです。 当然、前提条件として設定する数値が間違っていると、たとえ計算式が合っていたとしても計算結果は豪快に「ハズレ」に終わります。 計算式が間違っていたら更にハズレまくります。 最も批判されているのは感染力の強さをインフルエンザ以上に設定してきたことです。現実にはインフルエンザより遥かに感染力は弱いのです。 また「自然免疫」の存在を軽視しています。自然免疫が強力に発動している人は、ほぼ如何なるウイルスであっても感染しません。はしか、や流行期の天然痘のように非常に強力な感染力をもつウイルスの場合はほとんどの人が感染しますが、インフルエンザやコロナ系のウイルスの場合は、「端から感染なんて関係ない」人々が少なからずいらっしゃいます。逆に、天然痘やはしかの場合は自然感染して激甚な急性症状を発症し、その後、治癒した場合は生涯、感染しなくなります。 こうした現象を「免疫がついた」というわけですが、インフルエンザB型のように弱いウイルスの場合、一冬の間に数回、感染する人は感染します。感染したら免疫がつくのではないのです。 ある程度以上激しい急性症状を発症した場合には同じ疾病にはかかりにくくなるのです。 症状が弱いか無症状の場合は、何度でも同じ病原体に感染する可能性があります。 インフルエンザの場合は高熱を出してひっくりかえっても同じシーズンに2回感染する人はザラにいますし、よく感染する人は毎年のように感染し、感染しない人の中には何十年感染しない人もいます。 新型コロナウイルスの場合どうかは、「新型」ですから調べていかないとわかりませんが、無症状や軽症の人、激甚な急性症状を発症しない人が大多数ですから、通常、こういう「弱い」ウイルスの場合、何回でも感染する人は感染する、と考えるのが自然です。 

 

「ワクチンの本当の話」シリーズで取り上げますのでここではシンプルに結論だけ書いておきますが、新型コロナウイルスを撲滅することはおそらく無理でしょう。ずっと流行を続けるでしょうし、「免疫がつく」という現象についてはおそらく「ない」タイプのウイルスでしょう。重症化した人はもう感染しなくなる可能性はありますが、ほとんどの人は「まったく感染しない」か「ときどき感染を繰り返す」かのどちらかで、ほぼ無症状か軽症、残念ながら一部の人は重症化するということになるでしょう。 厚労省のアラートアプリはプログラムの修正が必要になりましたが、もし「ウイルスが見える眼鏡」が実用化されたとするとどうなるでしょうか。 ウイルスは目に見えないからこそ、怖がる人は怖がるのでしょうが、ウイルスが見えるようになれば、もう大丈夫でしょうか。 新型コロナウイルスだけが見える眼鏡を使うと、ウイルスがたくさん集まっているところを避ければ、まず感染の心配がありません。これでもう安心して暮らせる、そう考えるかもしれません。 では、もっと他のウイルスも見えるように改良していくとどうなるでしょうか。 新型コロナウイルスより危険なウイルスが見える眼鏡をかけると、新型コロナウイルスなど無視できるほど、もっと危険なウイルスが大量に存在することが「見える」でしょう。 どんなウイルスでも見える眼鏡で世界を見ると、空間中にウイルスが満ち、そして自分の体を見ると、空間以上に濃密なウイルスの塊である事実が見えるでしょう。人は病原体と共に生きているのです。で、病気になる人もいれば、ならない人もいるのです。

 

そこで、どう考えるか、です。

 

 

わっ、ウイルスだらけ! で、パニックに陥るか。 どうせウイルスだらけなんだ、ウイルスはどこにでもいる。それでも普段、生きている。と、腹を括るか、安心するか。  一方、感染症で亡くなる人がいるのも事実です。ウイルスが異常増殖する状態に陥っている人は外からやってくるウイルスと接触しても、接触しなくても、体内のウイルスが異常増殖するかもしれません。ウイルスが異常増殖する状態ではない人、特に健康な人はウイルスと接触しても何も起こりません。無用の感染リスクをわざわざ増やすのはやめておいた方がいいでしょう。少しのウイルスと接触しても平気な人が、大量のウイルスと接触すると感染するかもしれませんし、濃密大量ウイルスとの接触は避けられるものなら避けた方が賢明です。一方、ウイルス対策と称して引き籠って病気になったり収入がなくなって生活が破綻しているのでは何らかの病原体に感染するリスクが高くなります。 健康に生きることを考えないでウイルス対策だけ執拗にこだわるのは本末転倒です。 要するに知恵を働かせればいいのです。 

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