藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

TOP > 新型インフルエンザ騒動に冷静な対応を

2009年05月22日

  

免疫

2009.5.22.
 
(久留米大学のWT1ペプチドワクチンの書き込みに対し、
 昨日は突然、大量のアクセスがあったのですが、今日は
 インフルエンザ物にて更新させていただきます。
 WT1ペプチドワクチンは、「前回」をクリックしてご覧ください)

 

WHOは、あくまでパンデミックフルー警戒レベル「フェーズ6」に
持ち込みたいようです。
 
各国代表から馬鹿げたことをするな、と反対する意見が多く、
日本政府も渡邊厚生労働副大臣が反対の意向を
表明されておられます。
(この渡邊さんは、免疫細胞療法連絡会による、
 陳情の際に、ご対応いただいた方です)
 
致死率60%の高病原性インフルエンザを想定して
策定されたパンデミックフルー対策を、ごく通常の
インフルエンザの発生によって適用する、というのは
どう考えても馬鹿げています。
 
それも、当初「豚インフルエンザ」という奇妙な名称を
考え出し、専門家から非難されると、
すぐに「A型インフルエンザ」と
名称を改めました。
 
ちなみに、インフルエンザの大半はA型です。
A型の中のサブクラスについては、今回のものは、H1N1型です。
これは人類が最も永くお付合いしてきた一番、馴染みの
あるサブクラスです。
そもそも、インフルエンザは豚を仲介して、鴨と人間とがウイルスを
やりとりしているものですから、豚から感染したというなら、最も通常の
感染ルート、ということになります。 豚はしょっちゅうインフルエンザウイルスに
感染していますが、発症しませんので、普段は気付かないだけです。
 
また、インフルエンザは年中、発生しています。
普段は、いちいち確定診断をしないだけであって、
真面目に検査を進めれば、至るところで、感染者が
みつかるはずです。 
 
 
ウイルス学や免疫学の知識がある人なら、誰にとっても
「茶番劇」にしか見えない今回の新型インフル騒動。
 
フェーズ5までなら、風評被害とか過剰反応による弊害は
あっても、それ以上の実害はありません。
ところが、フェーズ6となると、強制的に移動制限などが
課せられますので、世界経済全体から日常生活まで
多大な影響を受けてしまいます。 
経済活動の低迷は、日本にとっても痛手ですが、
途上国にとっては、国民多数の生命に直結する
深刻な問題です。
 
リンパ球バンクでは、フェーズ6でも細胞培養は継続できる
体制をとっておりますが、それでも、インフラがダウンしていくと
いつまで続けられるか分かりません。 また、フェーズ6になって
しまうと、どうやって、患者さんが通院されるのか、或いは、
細胞の運搬を実行するか、これは相当な困難に直面する
可能性があります。
 
 
ここまで大騒ぎされると、一般の方は、本当に新型ウイルスが
発生した、と思ってしまいますよね。 インフルエンザは、絶えず
遺伝子が変化しますので、確かに、どんなものでも新型である、
といえばそうなのですが。 基本的な構造は全く従来型であり、
性状も何らこれという特徴はありません。

 

では、安全なのか、というと、元々、インフルエンザで毎年、
沢山の方が亡くなっておられ、確定診断ベースで年間700人、
恐らくインフルエンザが原因というベースの統計で、年間1万人!!
多分インフルエンザが原因というベースの統計で、年間3万人
となっています。 安全とは言えないどころが、間違いなく危険なのです。
ただし、この危険は、ずっと前々からあったものです。
今、特別なことが始まったの
ではありません。
 
 
死亡率については、諸説あります。
0.14%とするものもありますが、
殆どの国で、死亡者が出るケースはごく一部です。
死亡者の大半が、メキシコの初期患者で、
しかも若い人に集中しています。
ここだけが、「異常値」を示しています。
 
この問題については、国内TVで、こんな報道もありました。
メキシコで新型ワクチンの接種を行ったところ、事故があり、
ワクチンを接種した人々が発症してしまった、どうも、
その事故が、今回の新型ウイルス出現の背景のようである、
WHOは調査を開始した、というものです。
それなら、「よくあること」ですし、ワクチンを注射してしまったのなら、
通常の感染ルートで発症するよりも、いきなりウイルス遺伝子が血液内に
侵入しているのですから、重症化し、死亡する方が多くなることは
ありえます。 その後、ワクチン接種を受けた人からウイルスを染されても、
今度は、通常の気道粘膜からの感染ですから、そう死亡率は高くない、
理屈の上では、話が合っています。
 
ワクチンの危険はよく知られていることであり、実際に、
事故が相次いだ
ニワトリの高病原性インフルエンザワクチンは、
殆どの国で使用が禁止されているのに、
これでWHOが人間にプレパンデミックワクチンを打て等と言い出したら、
もうWHO関係者は弾劾すべきです。
人類の敵として処断すべきです。
どうやら、今のところは、そこまで無茶なことは言わないようです。

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