藤井真則のブログ

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2013年02月20日

  

未分類

2013.2.20.
 
 
久しぶりに、尖閣問題に関して、
真っ当なコメントをみました。
 
軍事専門家によるもので
中国海軍艦艇による自衛艦への
射撃用レーダーの照射などは
第一級の優先順位で緊急に首相報告するような
ものではないし、大騒ぎするほどのものではない、
というものです。
 
尖閣問題を煽るような過剰反応はやめるようにとの
警鐘でもあります。
 
 
領土問題に理屈はありません。
煽れば、ほんとうに戦争になるかもしれません。
得するのは米国だけなのですから、
日中両国は、仲よく共同でガス田開発するなど
もっと賢くなるべきです。
極端な話、あの島がどっちのものでもいいのです。
どう使うか、特に海底ガス田の利権と投資負担、
技術や資材供給なり、インフラ整備の負担、
買い取り保証、利益の分け前、そういう実利的な
面で、どう山分けするのか、そこをはっきりさせて
まあ、大勢からいえば、日の丸をあげることで
中国側に納得いただく、日本のシームレスパイプという
相手にない、絶対に必要な技術を供給するかわりに、
というところがおとしどころでしょう。
 
 
ちなみに、今回の事件ですが。
軍艦が外洋で作戦行動中なのですから、
常に、戦闘を前提に行動しています。
平時からそうやってないと、いざという時
役に立ちません。
目の前に揉めている国の艦艇がいれば、
攻撃行動訓練をする、別に不思議なことではありません。
 
もちろん、攻撃システムは迂闊に作動させるものではありません。
そんなことをすれば、敵に、レーダー諸元をはじめ、
データ解析されるからです。
もっとも、お互い、結構、何十年も前から存在するシステムを
使っているので、今さら、隠してもしょうがない一面もあります。
ほんとうに新式の射撃照準システムを開発したら、「バレない」ように
温存し、ありふれた照準システムであれば、時折、相手にぶつけてみて
練習しておく、という使い分けは必要です。
 
本気で攻撃する気があれば、照準レーダーをしばらく浴びせる、
今回のように、20秒間、のんびりと、浴びせ続ける、
そんな流暢なことはやりません。
 
1973年のヨンキプールの戦い(日本では勝手に第四次中東戦争と呼んでますが
このまま英語にしても、世界では通用しません、だいたい、そんなに平和ではないのです。
四回しか戦争してない、ということはありえないのです)
イスラエル軍のガブリエル級ミサイル艇が、シリアアラブ連合共和国や
エジプトアラブ連合共和国のオーサ型ミサイル艇を攻撃した際、照準用レーダーの
照射は、1~2秒でした。 それ以上やるとみつかる危険が高くなるからです。
マルビナスの戦い(英連邦側呼称、フォークランド沖紛争)で、英空母を狙った
アルゼンチン海軍のシュペールエタンダール戦闘機も、標的に対するレーダー照射は
1~2秒です。 それ位で、パっとやって、すぐに引っ込めるのです。
わざわざ、あなたを狙ってるんですよ、などと敵に教える馬鹿はやらない、
おまけに、自分の所在を相手に教えるだけ、使えば使うほど、レーダーというのは
相手に妨害するための情報を与えることになる、といった理由です。
 
 
もっとも、今回のような場合、本気だったら、ボケーッと近付き、相手の旗でもたて、
みんな甲板に上がって手を振り、そして、突然、砲身を回して、光学照準で至近距離から
ぶっ放す、そういった奇襲が原則です。 照準レーダーを照射し続けるというのは
ご挨拶であって、本気でやる気はない、という意味です。 と、油断させておいてほんとに撃つ
という裏ワザもあるかもしれませんが、まず、通常、戦闘の火蓋を切る時は、相手を
油断させた状態でやるのが常道です。
 
フレデリックフォーサイスの有名な小説、「日米開戦」では、究極のテロとして、
旅客機が体当たり攻撃をかけるという場面を描き、9.11予告小説と話題になりましたが、
この小説では、日本の護衛艦が、まず米空母に魚雷を発射します。
そして、すぐさま、今、間違って撃ってしまった、貴方の空母に命中の可能性あり、
ごめんなさいね、と遺憾の意を表する通信を送るのです。潜水艦は、告げ口できないだろうと、
水中にいるところを、いきなり後ろから、魚雷を撃ち込んで沈めてしまい、
知らないふりをします。 ま、こんなもんですよ、本気で戦争するときは。
いきなり、ズドンとやるのです。
 
ご丁寧に、射撃レーダーを何十秒も浴びせてくれる、などと勝手に期待していると
いきなり奇襲を受けます。

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