藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
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2015年10月20日

  

未分類

2015.10.20.
 
 
  フォルクスワーゲン事件の続きを
  はよ書け、と、小突かれておりますが
  あれは、慎重に考えて書かないと
  とんでもない問題なので、、、、
 
 
時事ネタを一つ、はさまさせていただきます。
 
 
 
米艦隊が、南沙諸島を「お散歩」することが
話題となっています。
 
 
私は、中華人民共和国という国は、大嫌いですが
すくなくとも、尖閣諸島については、仕掛けたのは
日米側です。
元々、領土問題がある、という日中首脳間の
了解事項を、一方的に無視したのは日本側であり
それも、東京都知事が、わざわざワシントンで
都として、島を買う、という話を発表し
そこから、昔ながらの火種を
無理やり起こし直しました。
 
中国にしてみれば、なんで今頃? と、迷惑な話です。
 
中国は、尖閣諸島で、事を起こして、まさか勝てるなどとは
夢にも思っていないでしょうし、本土を離れた島で、日米を
相手にするなど、無謀にも程があります。
 
 
一応、防空識別圏なのである、上空へ事前許可なく侵入した
航空機は、実力で排除するという強がりを言ってはみたものの
米軍機が、ほう、、、 やってみろや、、 と、これみよがしに、
対艦ミサイルを搭載した対潜哨戒機2機が
圏内を飛行すると、中国は、もう黙るしかありません。
相手が悪すぎます。 
偶発的に戦闘が発生するかもしれない状況は
絶対につくってはいけないもの、
それは、もう戦争する時にやること、を
やってしまったわけですので
このブログでも、当時、中国はあほか!!
それはやったらあかんやろ、、、
と非難しましたが、
中国は、最初から、全く抵抗するそぶりも見せず
一発で、尻尾を巻いてしまいました。
 
 
中国にとって、尖閣諸島は、一応、問題としているものの
どうしようもないもの、という前提をもっています。
その点、南沙諸島については、本気で、取りにいってますし
相手が、ベトナムやフィリピンだけなら、何とかなるぞ、と
次々に、巡視艇に毛が生えたような、長期間、洋上にとどまる際の
居住性を重視し、人員輸送や補給品の供給に向いているものの
正面装備を最低限にしたようなものを
どかどかと新造してきました。
日米の本格的な外洋戦闘能力をもつ艦艇に対し
まともに、抵抗するだけの対艦、対空防御力はなく
対潜能力も限られます。
日本の潜水艦は、現状、日本海から外洋へでる海峡に
張り付くのが精一杯ですが、今後は、増強され
遠方へでかける戦力余力をもつことになります。
そうなると、中国海軍では対処の仕様がありません。
 
 
このところ、中国は勝手に、満潮時には海没する岩礁を埋め立て
航空基地をつくる、とんでもなく覇権主義の塊の国、
中国は悪い!!! 
という一方的な悪のイメージつくりが行われていますが
まず、領土問題に、どこが正しいなどという筋だの、
理屈などは存在しません。 
それぞれが、それぞれの言い分を主張し、
適当なところで、話を落ち着かせるか、
できないなら、武力衝突という
どうしようもない性格をもつ根が深い問題です。
 
で、中国は後からきた国です。
台湾は、太平島を占領し、本格的な航空基地を設営、運用しており
要塞というほどでもないにしろ、防衛施設を構築しています。
ベトナムも、フィリピンも、勝手に、いくつかの島を占領してきました。
マレーシアもやってきました。
ブルネイは、吠えているだけで、送りこむ軍隊はいません。
もう、取り分が残っていない状況下、中国は、ベトナムが
実行支配していた島を取りにいきました。
それは戦争ではないのか、というと、中国はベトナムと
本格的な戦争、中越戦争をやりましたので、その際、
どさくさにまぎれて、島も取りに来たのです。
文字通り、南沙諸島を舞台に、「戦争」が
行われたのでした。
中国は、フィリピンが占領していた島も、ぶんどりました。
当然、フィリピンは轟々たる非難を繰り返してきました。
 
 
確かに、90年代以降、遅れてきた中国が
躍起になって、他国から島を分捕ろうとしているのは
明白な事実です。
 
 
これに対し、フィリピンは、自国だけでは辛いので
自衛隊との共同軍事演習を熱望し、これに日本は
乗りました。 
最新鋭護衛艦とフィリピン軍の主力艦、
といっても日本のレベルからすれば
補助艦か、少し武装強化された海上保安庁の
巡視船程度のものですが、これらが仲よく
並走する写真がプレスリリースされています。
 
もちろん、写真撮影用にポーズをとったもので
戦時、わざわざ的になるように、ぴったり並んで
航行することはありません。
(空母の周囲に駆逐艦がくっついて並走し、
対艦ミサイルが空母に当たらないように
駆逐艦を犠牲にすることはあります)
 
 
米軍は、空母の数を減らしてきました。
平和に目覚めたのではなく、
予算上の制約があるからです。
大戦中は、110隻ももっていましたが
今日では9隻です。
すべて原子力の巨艦で、
1機が、数十億円もする搭載機を
74~78機も搭載します。
これ、護衛艦や搭載機、周辺に潜む潜水艦などを
合計すると、機動部隊一つで、何兆円もかかっています。
通常の国一国の軍事力を圧倒する攻撃力をもちます。
 
米軍は、この数年、
こんなものを、常時、2個か、
空母2隻を含む1個機動部隊を
日本周辺で作戦行動させてきました。
 
オペレーショントモダチ と言います。
 
東日本大震災の際
ドサクサに、オペレーショントモダチ!
と言ってのけましたが、地震がきたので
救援作戦を発動したのではありません。
 
中国東北三省が北朝鮮を併合して独立し
北京政府に対抗する核武装国家樹立という
動きがあります。 
北朝鮮は、「核」をもっていますので。
米国は、これを牽制するといい
北京は、何をぬかすか、
米国が仕掛けているんだ、と非難し
両者の主張は真逆に食い違っています。
 
 
米軍は、トランスフォームと称する
兵器、戦術・戦略、組織、部隊の展開
すべてを大変革している最中ですが
新鋭機の配備は、太平洋、特に
極東方面に集中的に優先させています。
空母も、9隻中、5隻を太平洋に配備し
さらに、西海岸から、
日本方面へシフトしつつあります。
ステルス性を高めた新型艦も
真っ先に極東配備しました。
今後、全艦艇の6割以上の
艦艇を太平洋へ集中するとしています。
 
こういうややこしい状況の中
これまで南沙諸島問題を放置してきた
米国が、正面から中国非難を始めました。
 
米中首脳会談の最中に、西海岸の軍港に
空母3隻を並べてみせ
うち、1隻を会談中に、日本へ向け出港させ
今度は、日本の首相が、その空母を訪問しました。
 
 
次々に、下準備、空気づくりを進め
例年の如く、大統領選挙に備えた
紛争づくり、当然、悪い国を米軍が
懲らしめるムードつくりに躍起です。
日本は、「良い子」として、一方的に不利を
強いられるTPP合意に応じ
安保法制化も強行しました。
安部政権は支持率を落とし
次の選挙は圧勝ムードから
やや不透明感を増してきましたが
しょうがないわけです、米国の都合により
親米色を打ち出すか、敵役をやるか、
どちらかを選ばなければなりません。
敵役といっても、「的役」という意味ですから
それは、ご免だと、TPPの方がまし、
ということです。
 
 
中国は、とりあえず、米艦隊の来航を待つしかなく
どこまで、もめるのか、戦闘行為に発展するのか
それは、米国が決めることです。
 
 
集団的自衛権の発動カードを今回、切られると
日本艦隊も南方へ向かわなければなりません。
フィリピンは大歓迎です。
どこの領土とか主張するのではなく、
東・東南アジア諸国共同で、海底資源の開発を進め
山分けするのが、どの国にとっても
益あること(環境破壊ですが、、 戦争よりはまし)
なのですが、いちいち、どこかの国の選挙の度に
紛争地域にされるのはたまったものではありません。

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