藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
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2018年10月22日

  

えとせとら

このところ頻繁にシベリア永久凍土のことを聞かれます。 別に専門でもなんでもありませんが、子供のころ、つまり50年近く前から深刻な問題であることは知っていましたし当時から情報自体は流れていました。 あんまり覚えている人はいないみたいですが、、、

 

CO2 炭酸ガスによる温暖化現象はかなり最近まで明確な証拠はないとされてきましたが、流石に様々な現象からもう間違いないもの、厳密な証明がどうのこうの言ってる場合ではないぞ、どんどん加速をつけて温暖化が進んでいるぞ、と待ったなしの状況まできていると考えられています。 

 

炭酸ガスの放出量を減らすのが急務ですが、一方で実際に自分でも学生時代に測定をしていたのですが地表ぎりぎりになるほど急激に高濃度となり、まあ重いのですから当たり前ですが、植物が盛んに吸収したり土壌の水分に吸収されることもあり、何よりも海水には大量にCO2が溶けていきます。ある程度、増加に歯止めがかかれば大気中のCO2は減っていくという説があります。 問題は、海水中に大量に溶け込んだCO2が海水を酸性化しており、珪藻(シリカの藻とかきます、シリカの殻をもっています)の外殻が酸で溶けて地球規模で珪藻が激減中と考えられています。地球の大気の酸素の8割を供給するとも言われる珪藻がいなくなると大気も海も酸欠になります。

 

そこへ頭が痛いのがメタンハイドレートの融解です。永久凍土は割と世界中にあるのですが特にシベリアには大量のメタンハイドレートが眠っています。これがものすごい加速をつけながら溶け始め、まず海水には溶けてはくれないので(なぜか海底に大量のメタンハイドレートがありますが、、、)しかも軽いのであっという間に大気に拡散し、温暖化係数は炭酸ガスの25倍。 猛烈な加速をつけながら温暖化を促進し、ますます大量のメタンが大気中に放出されます。悪循環のサイクルが始まっています。 (続く)

 

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