藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
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2009年11月14日

  

えとせとら

2009.11.14.
 
 
もう日付がかわってしまいましたが、
昨日は13日の金曜日でした。
 
この日は、ヨーロッパでは、とても祝福された
聖なる日、日本風に言えば、とても縁起のいい日でした。
 
だからこそ、最高に縁起がいい日を選んで、
邪悪な陰謀を進めているという理由で、
「テンプル騎士団」を弾圧します。
 
以来、この日は、縁起の悪い日とされ、
今日に至っています。
 
邪悪な組織を始末したのが本当なら
何故、縁起の悪い日になってしまうのでしょう。
 
 
テンプル騎士団に纏わる逸話は枚挙に暇がありません。
例えば、西洋の医療産業はルーツを辿ればメディチ家に
行き当たりますが、そのまたルーツを辿ると、テンプル騎士団なのである、
という説もあります。 暗殺教団アサシン教と戦ったテンプル騎士団は、
最初こそ殺し合いを演じたものの、
いつしか似たような境遇と能力から、親交を深めるようになり
やがてアサシン教団から、毒の技術を学んだとする説があります。 
メディチ家はテンプル騎士団がもたらした毒殺技術を駆使して
政敵を駆逐し、その模様はシェークスピア「リア王」に描かれている、
とされます。 また、毒を薄めて病気を治す技術、「メディチの毒」が
メディシンになったとされています。
 
 
歴史上、この辺りまでは事実なのでは、とされているのは、
 
第一次十字軍がエルサレムを占領した際、
要人警護と、敵の暗殺者集団アサシン教の排除を
目的として、騎士団が結成された。
 
彼らは、エルサレムのソロモン神殿を生活・活動の拠点とし、
テンプル騎士団と呼ばれるようになった。
 
ヨーロッパに帰ってからは、莫大な財力を誇り、
金融業を営んだ。
 
 
最も、憶測を呼んでいるのは、少人数の騎士団に過ぎない彼らが、
何故、そんな財力をもったのか、というポイントです。
 
ソロモン神殿で財宝を見つけたのである、とする説を前提に
つくられた代表格の映画が、「ナショナルトレジャー」でしょう。
 
いやいや、イエスとその恋人マグダラのマリアの直系子孫が存在する
事実を知り、その動かぬ証拠を握った、そして、その子孫を保護する
守護者となった、こういう説をベースに、小説、映画とも大ヒットしたのが
ダンブラウンの「ダヴィンチ・コード」です。 
では、強大な財力はどこからきたのでしょうか。
「ダヴィンチ・コード」では、テンプル騎士団が、ローマカソリックの
教義を根底からひっくり返す秘密をネタに、バチカンをゆすって
口止め料をとったのである、とする説を引用し、テンプル騎士団の
敵側の組織にその役を演じさせています。 
 
 
真相は謎とされていますが、
普通に考えれば、
テンプル騎士団は、
ソロモンの秘宝や、
バチカンをゆすってせしめた金などより、
もっと遥かに価値のあるものを手にしています。
 
それは、彼らが営んでいた事業そのものです。
 
「存在しないお金を貸し付け、金利を取る」
 
これこそ、マジックなのです。
このマジックは、現代においても、
「銀行」と呼ばれるシステムとして、
厳然と存在し続けています。
 
テンプル騎士団は謎の結社でも
秘密のマジックでもなく、何もないのに
富を集めてくる「銀行」のシステムという
錬金術をヨーロッパにもちこんだのです。
銀行は、今日なお世界経済の
基本システムとして使われて続け、
私達の日々の生活の基盤となっているのです。
 
 
銀行を始めるのに、最初は、元手が必要です。
それはハプスブルク家から、
資産運用を委託されることで
手にします。 
もちろん、運用の配当を支払うことになります。
 
手にした金貨を単に貸すだけでは限界があります。
ある程度、信用が上がってくると、お金の実物ではなく、
預り証を発行するようになります。
実際に、手元にあるお金の何倍、何十倍も預り証を
発行するのです。 それどころか、手元にあるお金も
実在するかどうか保証はありません。
ハプスブルク家から、保証書一枚あれば、
つまり必要になったらお金の実物を渡すという
証文一枚あれば、バンバン、預り証を発行して
お金の代わりに使ってもらえばいいのです。
 
自分達が発行する預かり証が、市場で主流となってくると
しめたものです。 貸した相手が「勝ち組」であろうが、
「負け組」であろうが、関係ありません。 
市場全体で合計すれば、誰かが勝ち、誰かが負けても、
プラスマイナス合計すると、ゼロになるのか、というと、
そうではありません。
金利の分だけ、市場全体の富が減り、
その減った分が、銀行のものになるのです。
 
もちろん、負け組からは、担保を取ります。
当時、最も商品価値が高いものといえば、
「奴隷」でした。 返せなくなった貸付先は、
奴隷や売春婦として売り飛ばすのです。
そもそも十字軍は、聖地回復など名目に過ぎず、
実態は、強盗、強姦、人身売買、、、、
なんでもありの凶悪犯罪集団だったのです。
挙句、少年少女十字軍という文字通りの
子供騙しの遠征軍を募集し(少年少女が
遠征して、勝てる訳ないですよね)、集まった
子供達を奴隷と少女売春婦として売り飛ばしたのです。
その十字軍の「護衛」をするのがテンプル騎士団ですから、
借金の取立てなど、お茶の子なわけです。
 
また、儲けすぎた相手は放置するとライバル銀行になる
かもしれません。 その点、テンプル騎士団は、暗殺が
お仕事だったわけですから、何も商売で競う必要はなく、
危険なライバルは、消せばいいのです。
 
あまりにも治安が悪化すると資本は流出しますが、
たまに強盗がある、適度な治安の悪さを演出すると、、、
お金を自分の住居においたり、持ち歩くのではなく、
騎士団の教会(教会で金融業をやっていたのです)に
預けたり、決済は全て、教会で行うことにすれば、
「安心」です。 こうなると、世の中のお金の動きが
全て教会の中で完結することになります。
 
更に、サイドビジネスとして重要なのが税金の取立てです。
古代から、もっとも儲かり、もっとも嫌われるとされたのが
税吏です。 ハプスブルク家など、王家は、お金に直接触る
卑しい仕事は、下々の者に任せ、お金を管理する元締めは、
貴族の中でも一番、身分が低い男爵にやらせていました。
(ロスチャイルド家も、貴族としては最下位に相当する  
 男爵です)
 
金融業をやっていれば、誰がいくら儲けているのか
情報は握れるわけです。 儲けた相手からしっかり
税をとっておけば、成長速度にブレーキがかかります。
 
こうして、圧倒的なシェアをもつ預り証発行業となれば、
その経済圏の通貨発行権を握ったことになります。
 
更に、市場を広げるため、各地の王侯貴族や商人に
金を貸し、戦争をさせて富を増やしていきます。
 
銀行のシステムは、あくなき成長を前提としていますが、
市場経済は必ず飽和するので、常に、更なる成長を
求めて、戦争による激しい消耗を惹き起こしていくのです。
 
 
どう考えても、テンプル騎士団の弾圧よりも、
テンプル騎士団が営んだ事業の方が
よっぽど不吉なように思えるのですが。
 
それでも、13日の金曜日は縁起が悪いとされています。

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