藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHPをご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2010年03月14日

  

えとせとら

2010.3.14.
 
昨日は、3月13日
大阪大空襲の日でした。
 
大阪の実家の近所には、
子供のころからどうしても
近寄りたくない場所が
いくつかあり、実際、奇怪なことが
起こったのですが、後から聞けば
大阪大空襲の犠牲者の「塊」を、
「とりあえず」埋めた
ところなんだそうです。
 
ボランティア活動で何度か訪問している
レバノン南部、イスラエルとの国境に近い街
ティール市の市長さんが、イスラエル軍の空爆の際、
市民の集団埋葬をせざるを得ないと決断したときの
苦渋の表情は忘れることができません。
9000年の歴史を持つこの都市は、
幾多の戦乱を乗り越えてきましたが、
それでも決して精神を失わず
ただ未来をつくることだけに集中します。
そうやって、生き残り、美しい心を
貫いてきたのです。
 
ところで、爆弾を落としていったB29は、
何をしにきたのでしょうか。
 
3月13日は、東洋一の兵器工場である
大阪造幣工廠に猛爆を加え、日本の火器の
製造に打撃を与えましたが、こういうケースは
実は例外なのです。
 
B29がいつ、どこに、何機きて、どれだけ爆弾を
落としたか、全ての記録が日本語でも出版されています。
 
なんで、こんなところに???
というのが多いのです。
 
人口数十名の寒村に、50機のB29が、
数十トンの爆弾
一人に1トンも爆弾を落として、
何の意味があるのでしょうか。
 
青森の山奥、
日本という国が戦争をしている
そんなことは知らない人もいたのです
まだ、この時期は、日本人だと思っていない
民族も沢山、残っていました
そこへ、突然、猛爆
 
ドイツでは、ハンブルク・エキスプレスというのですが、
同じ都市を600回、猛爆しています。
軍事的には、何の意味もありません。
 
日本もドイツも、猛烈な戦略爆撃の下で、
何と、軍需生産は、伸び続けているのです。
日本は、最後、息切れしますが、ドイツは
最後の最後まで、増産を続けました。
 
米軍は、軍需工場を本気で狙っていなかったのです。
標的は、どこにでもいる、普通の人たちが
日常生活を営む空間
 
戦後、連合軍は、戦略爆撃調査団を派遣し、
徹底した爆撃の効果判定を行いましたが
ドイツにおいても、日本においても、戦略爆撃は
軍事上、何の戦果もあげなかった、と結論付けています。
 
日本は、爆撃に備え、工場を移転しようとした際、
着いてみたら、あれ!部品が足んない、あるいは、
機械を分解した人なら誰でも経験する、あの恐怖、
機械を組み立て直したら、何故か部品が余っている?
といった混乱により、軍需生産が落ちた、としています。
ドイツは、しっかり、お引越しをやり、しかも工場は地下が原則。
また、何より、東海沖大地震の被害は凄まじい、と。
戦争中なので、報道統制が敷かれましたが、
この地震や、南海沖大地震は、その規模といい、
被害面積といい、地震のエネルギーといい、
阪神大震災や、直下型の関東大震災なんかの比ではない
超巨大地震だったのです。
これで、東海地区に集中する航空機工場は
飛行機組み立ての治具が全部狂い、
日本の航空機産業は、ほぼ壊滅した、としています。
 
私も学生時代、生理学の授業の中で、何故か、この
調査に関する論文を読まされました。 驚きました。
徹底的に、調べています。
兵器工場がどうなろうと、そんなことは関心なかったようです。
それよりも、空爆の恐怖、ストレス、あるいは、わざとにやったのですが
極端な食料不足、こういった異常環境で妊娠した女性と
体内の胎児について、健康面、精神面のみならず、
染色体や遺伝子についての調査も行われているのです。
当時は遺伝子工学はなかったのですが、可能な限りの
分析を古典的な手法でやっています。
 
 
結論は、母親にストレスを与えると、生まれてきた子供は
「制御が容易」ということです。
ホモが増える、とか、色々、書いてありましたが。
 
 
ここから先は、「ヤバイ」話なので書きませんが、
戦争、って、国家同士が戦うもの、
それが常識とされてきました。
 
今は、非対称戦とか、分かり難い言い方をしていますが、
国家 vs テロ組織 なんだ、と、
米国政府は主張しています。
 
 
ですが、よく調べれば調べるほど、
戦争を仕掛けた側は、相手の「国」に
勝つことには余り関心がないようです。
標的は、あくまで、相手の一般民衆であり、
自国の兵卒にも、相当の負担を強います。
また、ドサクサに紛れて、通常では、なかなか
やれない研究も一気に加速します。
 
化学療法剤も、第二次世界大戦という
異常な状況の中で、開発されたものです。
 
 
P.S.
 
という事を書くと、うちの先生方に怒られます。
化学療法剤が悪いのではない、と。
ただの薬なんだから、うまく使えば役に立つ、
下手に使うと、命を縮めるだけ、使い方を
考えればいいだけなんだ、と。
 
どうせ、技術などというものは、戦争によって
進歩? してきたものなのです。
それはしょうがないとしても、
あるんだから、使い方を考えればいいのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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