藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2011年12月27日

  

えとせとら

2011.12.27.
 
 
(前回からの続きです)
 
 
北朝鮮にも素晴らしいものがいくつかありました。
 
まず、空気が綺麗。
あくまでも大気中に排気ガスなどの成分が
少ないという意味です。
 
これは石油が不足していることに起因しています。
 
年間石油消費量の最新統計はみてませんが、
概ね、年間100万トンだったですね、かつては。
日本だったら、大型タンカー1隻分にも
満たない量です。第二次世界大戦当時の
水準の使用量にとどまっています。
これを、その時々の情勢にもよりますが、
半分ずつ、中国、米国から供給してもらうのが
古くからの習わしでした。
ただ、米国は、すぐに石油を売ってやらないぞ!
と脅し、実際に、供給を止め、すると中国が
じゃあ、うちから売ってあげる(ただでは
くれません)、だから言うことを聞こう、
という駆け引きを繰り返してきました。
 
北朝鮮が日本の言うことを聞かないのは、
空母も対地ミサイルももっていないからというより、
相手の死活問題であるエネルギー供給について
一切、カードを切らない、という一面もあるでしょう。
本気で拉致問題を解決するなら、「返してくれ」と
言い続けても、それで返してくれるなら、最初から
拉致などしないわけで、石油を絡める策は必要でしょう。
もちろん、国際問題はそんな単純ではありません。
この国は、産油国イランにミサイル技術や「製品」を
売ってるんですから、ただ石油を買うだけなら
買えるはずで、そうしない背景、中国、米国との関係を
特別視する構造がある、ということです。
そもそも、この国の成りたちから考えれば
自ずと見えてくるものがあります。
 
この国は、ずっと、米国による北朝鮮の政権の保障を
主張、つまり米国が国ではなく、自分たちの政権を
保障してくれれば、後の細かいことはどうでもいい、
という態度を貫いておりましたが、最近は相当、
中国に傾斜しています。
 
話を深める前に、北朝鮮のいいところについて
話を進めましょう。
 
 
平壌の街は、通りを歩いている限り、清潔です。
ペットの糞がありません。
ペットなんかいないからでしょう。
犬も猫もみなかったですねえ。
こういう動物は、アジアの他の国でもそうであるように、
半島では食べ物でもありますから、、、、
ゴミも落ちていないのです。
物資が不足しているから?
で、よく見ていると、ゴミを道路わきの
マンホールに落としている人もいます。
大量にドカドカ、落としていることもあります。
それじゃ、下水が詰まるだろうと思いきや、
いや、地下は4階だったか、それ以上だったか、
都市全体の地下に一大道路網があり、ゴミ回収トラックは
地下4階を走っているのである、と。
そのため、都市ゴミ回収の溜り場も地下にあるので
マンホールから捨てるんだ、という回答でした。
 
なるほど、地方では軍を載せたトラックをよくみかけ
ましたが、平壌では普通の大きさのトラックはあまり
みかけなかったです。 巨大な道路に、ポツンと大型ベンツや
外国人観光客用のベンツのバス、大型トラック、などを
見るほか、一般乗用車はほとんどみかけず、牛車が
ときどき走る(歩いて?)いました。
韓国の高速道路の一部は戦闘機の緊急発進を想定していると
言われますが、平壌の目抜き通りは、
戦略爆撃機の編隊が離着陸できるほどの
広さで、天気が悪いと、通りの反対側が霞んでいます。
どうやって渡る? と一瞬、ためらいますが、何のことはない
交通量が少ないので、どうという問題もなく渡れます。
走っている物と、歩くしかない人々をみるだけで、
この国の身分の差が歴然としている
ことは一目瞭然です。
 
で、多少なりとも交通量がある交差点では、
若い女性がど真ん中に立ち、旗をもって笛を吹いていました。
信号を動かす電力を節約し、人間信号機をやっているのです。
もう、「私は偉いの!!!」と、全身で主張する傲慢な態度が
気にいらなかったですが、あれ、よっぽど権限をもっているのでしょう、
政府高官?らしき人が乗った大ベンツであっても、笛を吹きながら
指を指して、止まれ、行け! と指示をしていました。
 
外国人は高麗ホテル(こうらいホテル)に泊めるのが決まりのようでした。
建物は一流ですが、なんせ電力が不足しているため、エレベーターは
一台しか動かず、その一台もよく止まっていました。ホテルの内部は
多分、明るければ豪華なんでしょうが、不気味な暗さが漂います。
流石にアジアですので、ヨーロッパのように一流ホテルなのにお湯がでない
ということはなかったですが、食事も、大ベンツが並ぶ冷麺レストランとは
うって代わり、つまり「きわめて質素」なものでした。
地下にはカラオケがあり、日本語の歌もそろっています。
で、結構、日本人の団体が沢山いるなあ、と思っていたら、
在日です、と言われました。
 
 
ただ、この国で素晴らしいのは、何といっても大自然と
古代遺跡、要するに現政権がつくったものではないものです。
 
 
(続く)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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