藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2012年03月07日

  

えとせとら

2012.3.7.
 
 
100万年続いてきた氷河期
ほんの束の間の春、間氷期が時折、おとずれ
すぐに氷と雪に閉ざされた世界が広がる。
現代も、その束の間の間氷期に過ぎない可能性が
指摘されています。
 
さて、この過酷な環境の中
現代人より遥かに優れた身体能力をもつ
原人は、東アフリカ大地溝帯を離れ
一気に、ユーラシア全体から今日の
インドネシアやニューギニア方面まで
生存圏を拡大します。
 
やはり、わざわざライオンが闊歩する
サバンナに好んで進出したのではなく
ライオンなど、とても住めないような
ツンドラやタイガの世界に広がっていったようです。
 
ところで、原人の化石については、
発見された当初から、悲しい歴史が刻まれていることに
研究者は気づいていました。
骨には、調理された痕があるのです。
猿人の頭蓋骨にも、ヒョウの牙であけられた孔が
みつかっていますが、たまに食われた人もいた、
というレベルではなく、基本的に、調理されていた、、、
ということのようなのです、、、、
 
もちろん、諸説あります。
火葬にしたんだ、とか。
 
 
 
さて、現代人を狭くて暗い密室に閉じ込め
水も食料もろくにあたえず、睡眠もとらせないようにすると
どうなるのか。 この手の実験は、様々なバリュエーションにて
散々、行われてきました。
映画にもなっていますが、紹介するのはやめておきましょう。
特に、ドイツ映画では、異様にリアルなのが、、ま、やっぱり
やめておきましょう。
 
で、女性の場合は、反応は様々です。
 
ところが、男性の場合、人種や民族を問わず
ほぼ共通の言葉を発します。
「原初からの叫び」、です。
 
ママ! とか、マミー! おかん!
言語、方言の違いはあれど、要するに、「母」という
言葉を叫びます。
 
ただの一人の例外もなく、男性は、マザコンである、
と考えられています。
 
そして、この万国共通のマザーコンプレックスは
文化も歴史も言語も、あらゆる差異を超越して
共通のもの。 つまり、非常に根が深く、
相当、長い過去からの歴史をひきづっている
ということになります。
 
 
この手の話につきまとう共通の疑問
「どこまで、ほんまなん?」という問題はありますが
遠い過去の話なのですから、厳密な証明など最初から
無理であり、ある程度、鷹揚に受け容れるほかありません。
ここから先は、そういう前提でお読みください。
 
 
どうも、氷河期の、当然ながら食料が少なく
絶えず、飢餓に瀕した時代、ヒトはヒトを
食料としたようです。
この分野の研究は、ヨーロッパで盛んですが
参考文献の紹介はやめておきます。
 
そして、女の子は、同性の母に育てられ、
まだ扱いはよかったようですが、男の子は悲惨です。
食糧難に陥ると、つまり、他に食べるものがなくなると
当然、母親のわが子、特に男の子を見る目は変わります。
おかああちゃあああんんんんんんんん!!!!
恐怖に歪んだ原初からの叫びを発し、男の子は
餓死による集団の全滅を防いだのです、、、、
 
成人すれば大丈夫なのか。
そうはいかなかったようです。
獲物を持ち帰れなかった男は
仲間の集落に戻り、自らが
獲物となったようです、、、
 
アフリカ大陸の大半が海没したころ
海辺に飛び込み、敵が少なく、魚介類を食べながら
平安な日々を過ごした類人猿のメス、そして
立ち泳ぎに、浅瀬での歩行を通じて
直立歩行を常態とし、人類となった女性達。
図体が大きく、犬歯(牙)を持つオス達は、
どうやら優しくなかったようです。
自分たちは、多少の肉食獣とは戦え、
獣を狩ることもできます。
海辺から離れて暮らし、
メスにエサをもっていくようなことは
しなかったのでしょう。
 
猿人の代表 ルーシーは、全身、綺麗に整った
化石として、今日にその姿をあらわしました。
実物の映像をみましたが、その美しい姿は
尊厳に満ち、輝きを放ちます。
氷河期にみつかる調理された化石とは
随分と、「最期の時」は異なったようです。
 
 
そして、東アフリカ大地溝帯に沿って
広がった猿人は、たまに食われることもあり
楽勝の生活とはいかなかったようですが
少なくとも、気候は温暖で、食べるものは
ありました。
 
気温が低下し、特に男性には非常に過酷な時が
おとずれました。
 
神話時代に突入すると、男性は女性への復讐を
始めるのですが、それは、もう少し先の話です。
 
仲間を食ってでも、生き延びねばならない、、、
「恨み」という気持ちがうまれます。
 
また、見渡す限り、白銀に包まれ、何も
食べるものも飲むものもないブリザードの中
わが子を抱いた母親は、どうすることもできずに
ただ絶望するほかなく、それでもわが子の命を
守る意志は、「祈り」のはじまりとなります。
 
大変、厳しい時代の中、現代人の直接の祖先が
登場します。 ところが、置かれた状況は
原人と変わりはありません。
 
 
(続く)
 
 
 
 
 
 
 

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