藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2013年01月25日

  

えとせとら

2013.1.25.
 
 
日揮さんの社員のみなさまの
ご冥福を心より、お祈り申し上げます。
 
日揮エンジニアリングさんには
以前、プラントの仕事で、お世話になったことがあり
まさか、知ってる方が、とかすめるのですが
誰であっても、とんでもないことです。
 
 
こういう事件は、
何を考えとるんや!!
と叫びたくなりますが。
 
一方、同時に、どう考えても
不可思議なことがあります。
 
誰が。
何のために。
 
例によって、
イスラム原理主義者とか
過激派がやった、という
ある種の「前提」とか「雰囲気」が
かもし出されていますが、
真犯人の素性はわからないのです。
 
報道されたのは、現地人社員のコメントのみ。
犯人グループから、「お前たちはイスラム教徒だから
安心しろ」そう言われた、というだけ。
もう一つは、日本人が銃撃された場面で
犯人が、北米訛りの英語で叫んでいた、とういもの。
アルジェリアのイスラム過激派が、
いざ、咄嗟の際に、北米なまりの英語を
話すでしょうか。
ふつう、咄嗟の折に、北米なまりの英語を話す人は
北米の英語を普段から話している人でしょう。
 
ところが、TVでは、「イスラム」編ばかりが
報道され、「北米なまり英語」編は、ちらりと
報道されるだけ。 こういう偏向があると、
ある種の思惑を勘ぐりたくなるわけです。
 
いずれにせよ、全体像が見えなく、
包括的な報道や政府説明はないまま
何となく、イスラム過激派、、、 という
言葉だけが、一人で歩いています。
 
 
もっとも、後から、アルカイダ系組織の
警告なるものが伝えられています。
 
マリでのフランス軍によるイスラムに対する攻撃を
やめないと新たな攻撃、というものですが、
アルジェリア国内でテロを行うことを
アルジェリア政府が容認するはずはありません。
明らかに無理のある話です。
しかもロイター電では、
アルジェリア政府から
テロ組織に攻撃の事前通告があったと
していますが、なんでまた
自国内でテロを働いている組織を
殲滅するのに、事前通告なんか
するのでしょうか。
なんでマリでの問題について
欧州諸国と交渉するのに
アルジェリアでテロを起こすのでしょうか。
第三国でのテロは、よくあることですが
いきなり、攻撃してくる国、そして
同じイスラムの国、さらに、国内イスラム過激派と
政府が武力闘争をやってる国、
どう考えても、この状況で
事を起こすとは考えられません。
これは、デマか、便乗声明でしょう。
 
なお、BP社は、イランにおける石油開発のために
英国王室の資産を投じて設立された企業で
国営ではありませんが、純然たる英国資本です。
なんでまたフランスと交渉するのにBP社の
プラントを攻撃し、人質を取ろうとするのでしょうか。
話のつじつまがまるで合わないわけです。
 
ところで、なぜ、イスラム教徒だとわかったのでしょうか。
わたしイスラム教徒です、と顔に書いてあるわけではなく
十字架みたいなものは下げていないし、
下げていれば、まちがいなくイスラム教徒ではないわけですが、
普段は、コーランも持ち歩いていません。
見ただけでわかるものでしょうか。
通常、ほとんどの現地の人はイスラム教徒である、
そういうことでしょうか。 でも、わかりませんよね、
いろんな人がいますからね。
イスラム教徒といっても、結構、実態は
ゾロアスター教徒(日本だけですが、こういう言い方をするのは)
ということはよくあります。
BP副社長の訪問日程を知っていたので
内通者がいる、と疑われているそうです。
事前に誰がイスラム教徒か知っていたという
ことかもしれません。
そういうことなら、TVで話していた
「生き残り」の人々はいまごろ、スパイ容疑で
取り調べを受けているのでしょうか。
内通者がいると疑われながら、内通者の可能性もあり得る
「犯人が殺さなかった人々」の発言だけが
TVで大々的に証言として流される、何とも奇妙な構図です。
 
 
 
ともかく、なるほど、という犯行の声明がないわけです。
 
いったい、だれが、何のために。
 
この手の襲撃は、
ある種のデモンストレーションとして行われ
通常、犯行声明が発表されます。
それがないわけです。
 
エジプトで政権打倒まで盛り上がった
ジャスミン革命では、フェースブックで
連絡をとりあった一般市民の群れが
警察や軍と対立し、市内で押し合う様子が
報道され、ネットでも、様々な情報が
流れてきました。
あれはリアルでした。
 
 
そして、リビアで「同様の」市民革命が
起こったとされる一連の騒動では、
ロケット砲から何から、ふつう、市民はもっていない
ものが大量投入されました。
こちらは、メディアの情報以外は
ほとんど入ってきませんでした。
 
 
シリアの「反政府市民革命」とかいうものも、
完全重装備です。そして流される情報は
徹底的に反政府側が発表したもの。
 
バルカン半島で民族独立を求める市民が
立ち上がったという紛争においても、
双方が、新型ミラージュ戦闘機を次々に
投入していましたが、市民革命が
新型ジェット戦闘機の大編隊で空爆する
というのは、これまでにも繰り返されてきた
不思議な現象です。
 
 
明らかに、おかしいわけです。
 
 
日揮社員やBP社員が殺害された
という悲劇がおこった、その衝撃は大きなものがあり
誰が、何のために、という犯人像はボーっとしていて
何となく、そら、イスラム過激派、という漠然とした
ムードが流れ、真相は闇の中、という状態です。
 
この国の場合、政府もある意味、イスラムです。
要するに、特定の宗教がどうこういう話ではなく
アルジェリアが内部対立を抱えているという状況です。
で、今回の事件が内部抗争なのか、よくある
特に東地中海エリアで頻発する「外人部隊」の類が、
国外から、この国に対する工作を仕掛けたのか、
今のところ、よくわからないということです。
 
 
なお、同国内のイスラム過激派がテロを頻発させ
政府は、人質の人命を無視してでもテロリストの一掃を
狙う強硬策に出る、そういうことになっているわけです。
ところが、同国内で頻発するテロの標的は、基本的に
無差別であり、イスラム教徒も多くが犠牲になっているわけです。
 
今回、お前はイスラムだから安心しろ、というのは
同国で、頻繁に行われるテロ活動とは異なる、極めて
異質な状況ということになります。
 
 
米国で銃の乱射事件があっても、キリスト教右派過激派による
犯行とはいわず、個人的な犯罪として扱われ、アルジェリアで
武装勢力がことを起こすと、「イスラム過激派」として報道されます。
別に、何教であろうと、国内に不満分子がおり、過激な行動をとる、
ということです。 個人の犯罪者であれ、徒党を組む組織であれ、
不満分子が事を起こし、そして、
アルジェリアの場合、テロ側も政府側も、どっちも基本的に
イスラムなのです。
 
 
 
ちなみに、同国内の武装勢力の主要人物(今回の襲撃と
関係あるかどうかは不明)とアルカイダの関係についての
報道もあります。 アルカイダというのは、米国CIAが
育成したというのは、周知の事実です。
秘密情報でも何でもなく、一般公開されている情報です。
ウサマ・ビンラディンは、CIAのエリートだったわけですが
イスラム教のことは何も知らなかったので、これはまずいと
一所懸命、イスラム教のお勉強をした、その時に使っていた
「教材」の映像も一般公開され、日本のTV番組でも
紹介されています。
ところが、「言うこと」を聞かなくなってしまった、
米国政府の見解はそういうことです。
そして、ウサマビンラディンをモデルに
「ランボー 怒りのアフガン」という映画がつくられた(これは噂)
ということのようですが、確かに、あの映画をつくった人々の
イメージには、ウサマがあるんでしょうね。
彼の一族、ビンラディン家は、サウジアラビアの大富豪であり
ブッシュ一族と折半出資で、未上場株への投資機関として
最大級のカーライルグループを設立、アフガン関連株
(山岳戦に使用される曲射砲のメーカー)に
9.11事件前に投資し、これはインサイダーであると
米国でも問題になったことは有名です。
その後、「誤解を防ぐため」ビンラディン一族が保有する
カーライルのへ出資持分をブッシュファミリーが買い取ったことは
日本の大新聞にも、ごく普通に報道されていました。
 
今回のアルジェの事件の真相は知りません。
ですが、おおむね、世の中、このような「フォース」が
働いている、常識的な視点とともに、裏側からみれば
どうなのか、いろんな角度で物事を見るのが
よろしいのではないでしょうか。
少なくとも、一般的な報道には、大変な偏りがありますので
鵜呑みにはしないことです。
 
日本政府には、真相の究明と遺族はもちろんのこと
国民への説明を求めます。

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