藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

TOP > TPPでなくなる松阪牛ブランド

2013年09月04日

  

えとせとら

2013.9.4.
 
 
TPPというのは、
交渉内容の公開が極端に制限され、
日本でも政権政党の議員でさえ、
詳細は開示されないという
異例のものです。
 
まるで開戦するのか、あるいは
終戦にするのか、というレベルの交渉みたいですが
実際、TPPというのは、弾丸こそ飛んでこないものの
戦争によって敗れた国に対する、平和条約という名前の
占領政策に近いものがあります。
 
日本の国民や政府が、何をどう言おうと、
海外資本の投資収益を阻害すると判断されれば
日本の影響力が及ばない法廷で裁判を受け
一方的に、賠償をもっていかれるのです。
国や国民が、自国の法律をコントロール外にされるのですから
国としてに体裁が崩れていくのです。
まさに、占領政策なのです。
 
 
たとえば、トウモロコシは、どこどこ産のだれだれが作った、
という表示は禁止される可能性があります。
トウモロコシは、心をこめた秀作であろうと、遺伝子組み換えで
大量生産されたものであろうと、消費者からわからないように
しなければいけないのです。 食べれば違いはわかる場合も
あるにしても、表示上は、あくまで、モロコシなのです。
 
当然、松坂牛など、表示してはいけない、となります。
どんなものでも、「牛の肉」なのです。
いくら手をかけ、美味しい肉をつくった、
と主張したくても、表示してはいけないのです。
 
コーヒーの場合、TPPが導入される以前から、
歴史的にえげつないことが行われています。
 
エチオピアに何度も足を運ぶ中で、
コーヒー原産地、発祥の地の方々の願いは、
 
単に、
 
「くず豆を混ぜないで
 美味しい豆をそのままのんでほしい」
 
だったのです。
 
コーヒー豆は、産地ブランドに頑なに圧力が
かけられてきました。
 
NPO高麗では、エチオピアという国名と
同国の王女様の名前を合わせて
アンドロメダエチオピアというブランドの
商標登録をとりましたが、これが、欧米では
大騒ぎになりました。
一時は、大統領まで登場して、外交問題にまで
発展しました。 詳細は、とても書けないほどの
謀略がしかけられましたが、それほど、
産地のブランドが、そのまま浸透することを
好ましく思わない人々がいるわけです。
 
 
大資本にとっては、自分たちのブランドだけが
市場で評価されてほしいのです。
特定の産地のブランドが通るようになると
付加価値、つまり収益は産地におちるようになります。
 
コーヒーの原産国エチオピアの豆は、
どんなにいいものでも、そうでもないものでも
ごちゃまぜに混ぜられて、よその国の港「モカ」の
ブランドで流通させられてきました。
「モカ」はイエメンの港です。
また、アラビカ種、と言いますが、
エチオピアはアラブではありません。
それが何で、アラビカなのか、と
当然、現地では憤慨しているわけです。
 
モカに限らないのですが、コーヒー豆は物流の町シアトルに
集められ、2年位は、倉庫に保管され、かなりグレードの
低いものも混ぜることで、「安定」した品質の豆を
安定供給してくれます。
スターバックス、シアトルズベストコーヒー、
タリーズ(USA)がシアトルからでてきたのは
当然の背景があるわけです。
 
もちろん、安定した品質というのは、
低い品質に安定して、という意味です。
一応、言い分はあって、いや、収量は安定しないし、
作付後、3年はろくに豆がとれず、5年をこえると
収量が落ち始め、10年~15年もたつと、どうにも
使えない痩せた土地になってしまって、耕作地を
放棄せざるを得ない、よって、コーヒープランテーションは
生産サイドで量という点でも、質という点でも安定供給保証が
できないのである、よって、倉庫に大量保管し、一定の品質に
ブレンドして、安定供給するのである、と。
 
つまり、コーヒープランテーションは、土地の疲弊と
環境破壊をもたらすことを認めているのですが、
理屈はどうでも、一度、ホンモノの良質のコーヒーの
混ぜていないものをのんでしまうと、誰でも、違いはわかります。
日頃、くず豆をのまされていたんだ、と。
私のように、コーヒーは大嫌いで、まともに飲めなかった人まで
これは美味しい!!! 毎日でも飲む、となるのです。
 
米でもそうですが、ある程度の質であれば、超高級品でなくても、
まぜてなければ、それなりに美味しいのです。
ブレンドしてしまうと、まずいところの味が重なり、結局、まずくなるのです。
 
地産地消もTPPが目の敵にするのですが、要するに、産地の特徴を
もみけし、大資本が、ごっそり買い取り、保管し、流通をコントロールし、
自分たちの流通ブランドを定着させることで、付加価値を独占してきたのです。
 
 
コーヒーの場合は、すでに、N社が、日本のM社と共同で、世界市場を
ほぼ握っておりますが、大資本は、ひたすら、どうやれば独占できるのか
を考え、実行してきたのです。 もちろん、一つのブランドだけで
売ると、独占性がばれますから、いくつかの流通ブランドに
供給を分けていますが、根っこは、一つなのです。
こうした、資本による独占システムで、地元農家や生産者を
壊滅させるような法規制を定着させる、
それもTPPのもつある一面です。 
 
 
 

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