藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2014年05月18日

  

えとせとら

2014.5.17.
 
 
健康診断の新基準が発表されて
波紋が広がっています。
 
何を根拠に基準値を変更しようというのか?
という疑問の声も多くあるようです。
 
 
何を根拠といっても、元々、基準値に
決定的な根拠はありません。
 
 
多くの人が概ね、その範囲に入る数値、
というだけのことです。
 
もちろん、これといった病気と診断されていない人の場合の、
「多くの人が概ね、その範囲に入る」ことを考慮し、
逆に、疾病のある人が増える範囲は、この辺りから、
ということも勘案されています。
 
 
血糖値がずっとたかければ、そのこと自体が問題です。
 
ところが、血圧の場合、200を超えるとか、よほど高い値が
続く場合は、何か起こるリスクが高くなるかもしれませんが
「血圧が基準値より若干、高い」これが何を意味するかは
わかりません。
 
何か問題があって血圧があがっているとしても
その問題が何なのかは、血圧だけ測ってもわかりません。
 
 
とりあえず、多くの健常者とは違う数値なので
一応、何かないか、もう少し検査しましょうか、、、、
という意味はあるかもしれませんが、血圧が少し高いですね、
じゃ、降圧剤で血圧下げましょう、、、、 
これでは、血圧をあげている真因を無視して
無理やり、血圧を下げているだけですので、
ひそかに、隠れた病気が進行するかもしれません。
 
挙句に、降圧剤を処方されて、やる気がうせ、
精神科に相談にいったら、欝の気がありますね、、と
鬱病の薬を処方されると、今度は、
薬をやめられなくなっていきます。
 
 
肝機能検査にいたっては、肝臓の機能とは直接関係ありません。
 
 
肝機能検査では、肝臓の細胞の内部に沢山ある酵素で、
血液の中には、あまり存在しないはずのものを、測定しています。
つまり、肝臓の細胞が活発に代謝されている、どんどん肝細胞が
壊されていることを示している、と考えられていますが、
あまり極端に数値が高い場合は、肝炎を疑うとして
多少、高いことが何を意味するのかはわかりません。
免疫力が回復して、問題のある肝細胞を次々に
壊しているのかもしれません。
 
 
健康診断は、検査項目もいろいろあるので、一概には言えませんが、
極端に、数字が大き過ぎたり、小さすぎたりする場合は
何かあるのかも、と、一応、疑ってみる、というものであって、
基準値を少しこえたからと、大騒ぎするものでもなく
逆に、基準値内にあるからといって、喜んでいいほどのことでもない
ということです。
 
新しい基準と従来の基準のどっちが正しいのか、と
真剣に議論しても不毛です。
 
そんなに根拠のあるものではないので
かなり差があったところで、気にしても
しょうがないものです。
 
 
問題は、決定的な根拠がないにもかかわらず
診断結果の数字が、少し基準値より高いとか低いとかいう
ことだけで、やたらと薬剤を処方する傾向も見受けられた
こちらの方が問題です。
 
簡単な検査だけで、病気の原因がわかるわけもないのに
でてきた数値を実際以上に意味付け、あるいは過剰に心配して
まだ、ほんとうに病気とわかったわけでもなく、また、
何の病気かもわからないのに、安易に、
降圧剤やコレステロール合成阻害剤を闇雲に投与してしまう、
こうした過剰反応の方が問題です。

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