藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

TOP > 感染症への恐怖が生む過剰攻撃

2009年02月15日

  

くすり

2009.2.14.
 
 
ヨーロッパのエスタブリッシュメントに、
何度も言われた
 
「日本人には、ヨーロッパ人の
感染症に対する恐怖は理解できない」
 
日本人は、異常に免疫が強い民族で、
極端に感染症に抵抗を示し、世界各地の
疫病発生地域へ行っても、日本人だけが
平然としてる、、、 最近では、年々、日本人も
感染症に弱くなってきたようですが、かつて、
日本人の抵抗力は尋常ではない、と、
ヨーロッパ人から見られていました。
 
逆に、ヨーロッパ人は、極度の感染症恐怖症です。
この恐怖心が、過剰な攻撃意識を生み、徹底して、
感染源を攻撃しようとし、また、同じ発想・意識から、
とことん、がんを攻撃する治療法を編み出してしまいます。
どんなに長く付き合った友人であっても、ヨーロッパ人は、
ひとたび、その本性としての攻撃性を剥き出しにすると、
もう、手がつけられません。 もちろん、「紳士」はいます。
大量虐殺を仕掛ける張本人でありながら、
身の回りの人には優しく、気配りができ、とても寛容で、
日常的な場面では、決して本性を見せない、
「優しく」できる人物が、典型的な「紳士」なのです。
 
 
ヨーロッパは、過去何度も、パンデミックに襲われています。
教科書には、コロンブスが新大陸から梅毒を持ち帰ったと
書いてありましたが、梅毒は、旧大陸発祥です。
恐らく、羊が源であろう、と。 
 
3世紀にも、北欧を中心に大流行しますが、当時すでに
バイキングは、北米大陸と往来しており、
梅毒も輸出してしまったようです。
 
 
さて、中世のヨーロッパは、退廃、腐敗、堕落、そして
失望と閉塞感に満ちていました。 十字軍なんて、
ひどいものです。 よくこれだけ酷いことができる、という
蛮行を繰り返します。 彼らの爪跡が残る各地を訪れている時、
被害者の子孫から、切々とその非人間的な行動を
訴えられたこともあります。
最後は、少年少女十字軍を編成、
少年は奴隷、少女は売春婦として売り飛ばします。 
流石に、内外から轟々たる
非難を浴び続けた十字軍も、
ここに幕を閉じることになります。
 
中近東、北アフリカ、スペインには、イスラム勢力が存在し、
高度な文明と豊かな分化を誇ります。軍事力で圧倒され、
交易を独占され、どうにも歯が立たないもどかしさの中、
「プレスタ・ジョアンの伝説」が、盛んに喧伝されます。
イスラム世界の更に東方には、英雄プレスタ・ジョアンに
率いられた、もう一つのキリスト教文明が存在し、東西から
イスラム勢力を挟撃する、というものです。
この作り話、相当、ひつこく、吹聴されたようです。
 
ヨーロッパは、元々、深い森に覆われ、ところどころ、
樹木が少なく、空き地が広がるボカージュが点在する、
そんな地形だったのです。ところが、木を切り倒し、土地が痩せ、
農業技術の「改良」が、生産性向上、人口増大と
加速度的な土壌の疲弊を招き、燃料の木が減り、
食料生産が落ち、羊を飼えなくなってウールがとれない、、、
衣食住にも事欠く惨状を呈していました。
免疫が弱くなる状況だったのです。
 
そこへ、朗報が飛び込みます。
東方から来襲した謎の軍団によって、
イスラムの強国、ホラムズ王国が滅ぼされた、というのです。
いよいよ、プレスタ・ジョアンの登場です。
 
ところが、、、
 
キリスト教国のキエフ公国(ウクライナ)も降伏させられます。
あれ、話が、少し違うような、、、、
 
やがて、ヨーロッパ最強、ハンガリー王国マジャール騎兵も敗れ、
ポーランド騎士団・ドイツ騎士団連合軍も、ほぼ壊滅、
その戦場は、「死体の町」ワールシュタットと呼ばれます。
 
この「パンツ」をはいた、強力な騎馬軍団、モンゴル軽騎兵の前に、
ヨーロッパ全土から中東まで、為すすべもなく蹂躙されます。
(この時、パンツがヨーロッパにもたらされます。 馬に乗るには、
やっぱり、必需品でしょう。 それまで、ヨーロッパの人が馬に乗ると、
モロ見え、だったのです) ユーラシアを東西につなぐ大草原地帯は
ハンガリーで終わります。モンゴル軍は、そこから先は、
一時的に侵攻しても、馬を肥やす十分な草原を確保できる
ハンガリーまで、必ず戻ってきます。 
 
一縷の希望の灯が灯ったと思った矢先の失望と恐怖。
そこへ更なる悲劇が襲います。
ドナウ川を挟む兄弟都市、「ブダ」と「ペスト」。
ペスト包囲戦の最中、モンゴル軍兵士の間で、
謎の疫病が発生します。 あっという間に、ヨーロッパ全土に
蔓延、総人口の数分の1の人命が失われます。
町の名にちなんで、ペストと名づけられました。
 
メディチ家やハプスブルク家が暗躍し、医薬品産業が黎明期を
迎え、宗教革命を広げるために、株式会社のシステムがつくられ、
今日の基幹産業の多くの源流が確立したのは、このような恐怖と
不安に満ち満ちた状況の中だったのです。
 
死体を掘り起こしてまでして、焼き尽くし、ネズミを退治し、
患者がいた場所には、酒を口に含んで吹きかける、
このような対策を指導し、ペストの流行を多少なりとも
弱めることに成功する人物が登場します。
ノストラダムスです。 
日本では、人類の滅亡を預言したとか、
訳の分からない話が蔓延してましたが、
あれ、どう読んでも、人類が滅亡する、とは
書いていませんよね。
地元では、ペストの対処法を教えてくれた、
偉大な指導者として尊敬されています。
フランスは、感染症研究の中心地のひとつとなり、
血液学・血液製剤、ワクチン、免疫療法などの
センターとなっていきます。 天然抽出物から
出発したイタリア医薬品産業。 錬金術が発展し、
染料から化学合成抗菌剤を主力として成長した
スイス、ドイツ系大手医薬品メーカー群、これに、
パスツールを頂点とする血液・免疫系メーカー群が
フランスに、更に、醗酵生産される抗生物質を得意とする
英国系大手医薬品メーカー群。 こうして、地域毎に
特徴をもった、ヨーロッパの大手医薬品メーカー群が、
成長していきますが、基本は、感染症対策、
「菌を殺す」ことをベースとしています。

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