藤井真則のブログ

このブログはリンパ球バンク株式会社の社長時代に、会社社長ブログとして会社HP上に掲載されていたものです。ちょうど還暦を迎えるタイミングで社長の責を後任に譲り一時は閉鎖しておりましたが、再開を望まれる方もいらっしゃるため、別途個人ブログとして再掲載するものです。ANK療法という特定のがん治療に関しては、同法の普及のために設立されたリンパ球バンク株式会社のHP(リンクをお願いします)をご覧ください。
本ブログは、あまり標準的ではない特殊な治療の普及にあたり、「常識の壁」を破るために、特に分野は特定せずに書かれたものです。「常識とは、ある特定の組織・勢力の都合により強力に流布されて定着したからこそ、常識化した不真実であることが多い」という前提で書かれています。

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2015年12月15日

  

えとせとら

2015.12.15.
 
 
 
STAP細胞が確認された
いや、そうではない、という
話がネット上を騒ぎまわって
おりましたが、結論からいうと
どう転んでも、特に意味はありません。
 
STAP細胞というのは
存在してもしなくても
どちらであっても大差はありません。
そもそも実用性はありませんので。
 
 
研究上の意味はというと
絶対ないとはいえませんが
まあ、あんまりないです。
 
 
細胞ですから。
 
結構、様々な刺激により
姿、形、機能を変えますし
ちょっとした刺激で
先祖帰り的に、
分化する前の
細胞に戻る現象は
知られています。
 
 
なので、STAPのようなのは
いるものだろう、という認識はあり
当初の発見騒動の際にも
そらあるんだろうねえ、という
イメージをもつ人は多かったのです。
 
論文そのものは、当然、予想されるべき
元々、存在し得る幹細胞の混入否定をやっていないので
意味のないもの、ということで変わりはありません。
 
今更、いい加減な研究が再評価されることはなく
STAP細胞が発見されたとすると
今回、発見した人の功績ということになります。
今回のは、よくある体性幹細胞になりました
というもののようで、STAP細胞ではないようですが。
 
 
以前に書いたので詳細は省きますが
まだまだSTAPがメディアに登場し始めたころ
理研の記者会見で、「TCR改変は確認しましたか?」
という質問がだされ、「TCR改変はみられません」
という回答がありました。
 
これどういう意味か
ここでもう一回かくのはやめますが
結論だけいうと
理研側は、専門家ならだれでもするであろう
質問に対し、そのままこたえてしまい
その回答は、「はい、STAP細胞ではなく
元々、体内にいる幹細胞を拾っただけの
可能性がきわめて大きいです」と
新聞記者のみなさんを前に
公表したようなものなのです。
 
専門知識があれば、ええ!!!
という話です。
 
我々の研究はでたらめなんですと
堂々と自分で言ってる、、、?!?!?!
という回答だったのです。
 
 
よっぽど常軌を逸しているのです。
 
どうせ、論文てきとうに書いても
大丈夫だ、そういう根回しがあったとしか
考えられないくらい、いい加減な論文なのですが
(みかけは、見事にみえますけど、元々、幹細胞いますよね
 それをSTAPだと思っただけでは? 違うんですか?
 という肝心なことを飛ばしています)
あるいは、記者会見で、もろ、はいでたらめですと
専門家にしかわからない言い方しても
大丈夫だと思ってたのでしょうね。
 
実際、専門家でなければわかりませんので
のっけから、STAPをみつけたのではないと
本家本元が自分でいってるのに
その後、延々と「実在するのか」という
話が繰り返されたわけです。
 
 
STAP細胞は存在するのに
存在しないがごとくに揉み消されたんだ
陰謀なんだ、という投稿もよくみかけますが
それはないですね。
 
STAP細胞が存在したからといって
使いようがありませんから。
 
 
iPS細胞も、そのまま使うのは無理ですが
それでも、研究ツールにはなります。
そこそこ、歩留まりがあるからです。
 
当然、ヒトのでないと
使い手がないですが
マウスのiPSがよくつかわれるのは
作成効率が高いからです。
実験するのに便利です。
 
 
ものすごい低い確率でいいなら
大抵、どんな変化でも起こり得るというぐらい
細胞というのは変幻自在です。
ところが、ものすごい低い確率では
実用性はなく、研究ツールにも
なりません。
 
STAP細胞のストーリーのような
簡単な刺激といっても、細胞にとっては
十分な刺激ですが、かといって
ちょっと酸処理する、ちょっと針を通す
というだけで、片っ端から、分化が進んだ
細胞が、幹細胞に戻るとは考えられません。
発生したとしても、非常に低い確率でしょう。
それでは、再現性も確認しづらく
実験してみないと、どうなるかわからない
今回は、一匹も釣れなかったですね、、、
次、いつ釣れるかな、うまくSTAPが
一匹できるまで、気長に何度も実験しましょう、、、、
これでは、研究予算はもらえません。
 
ビシバシと、狙った細胞がとれて
研究を重ねることで、作成効率も向上し
次々に、様々な実験を進める段取りが
整い、膨大なデータをとることができる、、、
となっていかないと、研究ツールには
なりません。
 
iPS細胞をどういじっても
原理的に、がん化リスクを内在している以上
創薬スクリーニングなど、研究サポートにしか
使えないものですが、なんだかんだいって
研究ツールとしての要件は満たしてきたから
多くの研究者が手を出すのです。
 
 
陰謀というものは存在しない
 
私の基本的な物の見方です。
 
 
STAP騒動はどうみても
ばれるのが確実な論文を
出してしまったわけで
ひっかかっかたことは明白です。
こういうのは陰謀とはいいません。
見え見えですから。
そして、ES細胞の研究者が
人生を終えたのですから
そこが、事件の要です。
事件の背景は、モロだしにされています。
 
日本のES細胞研究に
強烈な牽制球を投げる
 
ハーバード大学の内部研究が
なんで日本の研究機関から
日本の研究者名で権利主張されたのか
そんなことあるわけないので
最初から、見え見えの仕掛け罠があったわけです。
 
罠があるからって、
ここに置くけど、と
はっきり見えるように
置かれたのです。
韓国のESクローン細胞研究者と
同じ道を歩いてみませんか
仕掛けは基本的に同じですけど、
という罠がポンと置かれたのです。
もろ出しで見えているものは
陰謀とはいいません。
 
陽謀っていうのですかね、、、?
 
 
そもそも、iPS細胞を
日本を代表する技術であると
大騒ぎすること自体が
常軌を逸していますが
では、陰謀なのかというと
培養して、がん化する細胞である
ことは、公然と報道されているのですから
そのまま人体に使ってはいけないことは
自明です。 
こういうのも陰謀とは言いません。
何も隠されてはいません。
ちょっと考えたらわかる話です。
 
 
iPS細胞は、淡々と研究すればいいのです。
研究材料にはなりますから。
かといって、これでとんでもないことができるような
夢の技術でもなんでもありません。
数あるツールの一つです。
間違っても、日本にとって
重要な国家戦略を担うものではありません。
 
STAP細胞は、どう転んでも実用性はないものなので
探したい人は、自分で探せばいい、みつかっても
へえ、そうですか、ありましたか、でおしまいです。
 
 
こういうどうでもいいものに
馬鹿騒ぎしている状況自体が
もし陰謀というものが存在するのであれば
真の陰謀なのかもしれませんし、
私もブログのネタにしてしまいましたので
陰謀にひっかかり、片棒を
担いでいるのかもしれませんが 。。。
 
 
ばかばかしい話で、失礼をいたしました。
 
 
 
 
 
 

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